七夕の笹飾りの言葉を読んで、ちょっぴり反省したスタッフ吉野です🍄
世界平和や家族の健康というお願いごとが多い中で私が書いたのは…
飼い猫の長寿と、糸代が高騰しませんように🌟でした。。。

先日の七夕織~ルナイトは18時スタート。

 

綺麗な夕焼けが夜の星空を予感させてくれました。

 

今回は18時過ぎには皆様が揃いました。
人数が少なかったので円陣でお互いの顔を遠く見ながら織ります。
初参加の方も数名いらっしゃったので、自己紹介をしました。
淡路島、愛媛、兵庫という遠方の方が多かったです。

 

研三さんも自己紹介&さをりのお話をしてくれました。

 

さをりの森の織り人メンバーTさんも甚兵衛姿で参戦。
プレゼント用のストールを織り上げました。
織っている間は皆さん、お互いの織っている所を見に行ったり、
着ているさをり服のお話をしたり、糸選びを楽しんだり、
暖炉前でおやつを食べたりと楽しい時間を過ごしていました。

 

そんなこんなで仕上がった作品たちがこちらです。
1人で2作・3作織った方もいらっしゃいましたよ。

 

 

 

 

深夜…何人かは眠ってしまいましたが、直人さんとKさん、吉野の3人で
しっとりとお話しつつ睡魔と闘って織りました。

 

7月7日の七夕の後は、飾りを暖炉に入れて恒例のお焚き上げをしました。
ゴォッと勢いよく燃え上がり、パチッと竹のはぜる音が教室に響きます。
短冊の願いが天に届きますように…✨

 

次は12月17日(土)、クリスマス織~ルナイトの予定です。
決定しましたらHPなどで告知いたしますね。

蒸し蒸しっと暑い、ある日のさをりの森。

 

山の中をてくてくと歩くこの後姿は、さをりの森のボス、研三さん♪

「研三さ~ん、どこへ行くんですか~~?」
「・・・」
 

 

おぉぉっ!
森の奥深くへ入って行きますっ!!
慣れた山道、歩くのが早いのです。

 

おもむろにしゃがみこんだ、研三さん。
山の神に何か話しかけてる・・・?

 

そしてバサッと現れたのは、七夕飾り用の竹🎋🎋
清々しい笑顔の研三さん、ハイ・チーズ📸

 

そしてその竹を持って、来た道をてくてくと戻って行きます。

 

実を言うと七夕飾り用の竹は2本目。
竹の葉っぱがすぐに丸まってしまうのが毎年の悩みの種で、今年はディスプレイ用のバンブーツリーを購入しようかと話していたのですが、研三さんがやっぱり生木が良いよと再度切ってきてくれました。
不要で落とした枝は、ミニ七夕飾りにしています。
ご来館の際は願い事を書いて吊るしてくださいね✨

 

写真にチラリと写り込んでいる告知があります。

『七夕織~ルナイト2022』を元気に開催いたします♪

🎋とき:7/2(土)18時➡7/3(日)8時
🎋ところ:さをりの森
🎋参加費:1,100円+材料費(11円/g~)

織姫と彦星が出逢う七夕伝説☆
織姫…そう、織りを楽しむ私たちの日💖

予約制ですので、遅い時間からのスタートでもお席は確保できます。
18時からスタートして深夜には帰ります、もOK。
お一人様大歓迎♪
タテ糸の織り幅予約(黒)もできます。

星を眺めつつ
睡魔と闘いつつ
参加者同士でのお話を楽しみつつ
身も心も織姫になりきって
普段はできないさをりの森の夜織りをしませんか?

まだお席の空きがありますので、お電話ください。
📞0725-57-7022

さをりの森は丘の上に建っているため、とっても見晴らしが良いのです。
天候が良ければ本州と淡路島をつなぐ明石大橋や、瀬戸内海が夕日でキラキラ光る様子が見えることがあります。
ご来館の際は糸だけではなく、森の木々や街並み、遠くの景色も眺めて下さいね。

 

それよりももっとご覧いただきたいのが、ギャラリーのさをり服や小物たち。
常時、展示販売をしていますが、こちらは見るだけでは本来の良さは伝わりません。
着る人の体型によっても見え方が変わりますので、ご遠慮なく試着をして下さいませ。

 

前回に引き続き、5月のベガス作品のご紹介です。

 

🍭ジャケット(ラミー・シルク)網代と千鳥の模様を織ったジャケットです。ラミー(麻)とシルクなのでさらりと着ることができます。薄桃色に見えるのはべんがら染めをした時の裂き布です。前の中央で素敵な模様になっており、布の端がチラリと出ているのが可愛いんです。

 

🍭ジャケット(ラミー・シルク)背中には着物を裂いた布をタテに入れ込んでいます。分け織りをした部分を前身頃にして、ブローチで留めています。ブローチの付け方によって雰囲気を変えて着ることができます。

 

🍭ワンピース(ラミー・シルク)上↑のジャケットと同じ布で仕立てたワンピースです。ジャケットは袖下をカットしているのですが、切り落とした布をこのワンピースの上側に配置しています。前裾の濃い赤は二重織りです。2枚綜絖での簡易な二重織りで、模様の位置をランダムに変えています。

 

🍭プルオーバー(綿)襟ぐりを丸くカットするのが苦手だから…と、襟元にリボンをあしらっています。袖が広めでふんわりとしているので風が入って涼しそうです。ボリューミーな重い布を織るのが得意な作家さんですが、今回は薄くて軽い♪私、こういうのも織れるんですと嬉しそうな笑顔で作品を披露していました。

 

🍭ワンピ―ス(シルク)ご自宅のシルクの棚を整理しよう!と織った布なんだそうですジャケットにしようと思ったものの、途中で計画変更。絡み織りで透かし模様を入れており、夏場に活躍しそうなチュニック丈のワンピースです。所々に二色交差で色の変化も出しています。

 

🍭ワンピース(綿・化繊)ストールを組み合わせた織り布で仕立てたワンピースです。前身頃の藍色や橙色の部分が分け織りをしたストールだったそうですが、どうも好きになれなくて。じゃあこれに合う布を織って仕立ててみよう!と、できたのがこの作品。今までとは雰囲気が違う色合いね~の声に「人間は進化するんです♪」と満面の笑顔で答えていました😊
 

 

🍭ロングベスト(綿・化繊)前身頃の天の川のような部分は別布で、水溶性シートに端切れを縫い付けてできた布?をあしらっています。前身頃の裾が織り始めですが、タテ糸がうまく巻き取れずに長さが違った部分を、分け織りで活かしています。

 

🍭ワンピース(綿)大好きなリボン糸をタテ糸に使い、はっきりしたタテ模様を創ったタテ糸で織った布から仕立てました。脇下の縫い目を極力フラットにするために、手縫いで耳綴じ(コの字綴じ)をしています。さをり織りは、織りも仕立ても作家さんの意向が満載なんです。

 

🍭ワンピース(綿)二色交差の部分を襟元で効果的に使った作品です。セットアップ風に見えますが、上側の布を少しかぶせるように上下を縫い合わせています。

 

🍭ワンピース。これはワンピースをワンピースにリメイクされたそうです。…?丈を少し短くして、落とした部分を付け襟にしています。その時々によって着たい丈やデザインが変化するんですよね。さをりの服はふんわりと体を包むようなデザインが多く、リメイクをしやすいようです。

 

🍭ロングベスト(綿)SAORIのお仕立て【初級編】に掲載の「Y型ブラウス」のロングバージョンです。柔らかな色合いの中に、さりげなく2色交差織りで色を変化させたり、くるくる織りでレースのような透かし模様を織り込んでいます。ラインがちょっぴりシャープに見えるのは、脇を突き合わせずに重ねて縫って、布端のエッジを立てているからかもしれません。

 

5月の作品はこれまで。
前回も書きましたが、やはり実物をご覧いただきたいなぁと思います。
それぞれのアイデアや工夫、こだわりが織り込まれており、見ているだけでワクワクします。
そして着るとさらにココロが躍り出すかもしれません。
試着して実際に躍り上がる人もいます

 

さをりの森へご来館の際はどうぞギャラリー作品に触れていただき、さをり服のぬくもりを感じてください。また、ご自身が織る時のワクワクの糧になさってくださいませ。