春が近づいてきました。と、いうことは。
ウールで織るのも後わずか…(いえいえ、年中ウールで織ってもイイんですよ💦)

そして、春になると織りたくなる、春夏素材。
その中でもシルクは上品な艶やかさと、スベスベの滑らかな手触り、見るだけでその柔らかさが伝わる高級感あふれてうっとりする糸ですよね✨✨
そんなシルクを使って、さをりの森で織ることができます。

通常、さをりの森でシルクを織る場合の材料費はコチラ⬇⬇

タテ糸素材 ヨコ糸素材 材料費
黒:綿 シルク 20円/g
カラー:綿、ウール シルク 30円/g
カラー:シルク シルク 40円/g

 





3/1(月)~3/15(月)まで、皆さまお待ちかねのシルク祭りを開催しますっ
この期間中にシルクを使って織ると、材料費から10%OFFにしちゃいます✨
お得にシルクをゲットできるこの期間に、シルクと戯れてみませんか?

 

シルクはカイコが一生懸命作った繭からいただく繊維です。
カイコの種類によって質感も違いますが、さをりの森では様々なタイプの糸を取り揃えています。
ヨコ糸はずらりと並んだ糸の中から、色はもちろん太さ、艶感、形状、お好きな糸を使ってください。

 

タテ糸は、スタッフが総出で巻き巻きしたスペシャルタテ糸もご用意しています。
幅は30㎝程度から60㎝まで様々。
ただし、こちらは先着順に選んでいただきますので、ご了承ください。

シルクのマフラーやさをり服の手触りの良さと言ったら極上です💕
その成分は人間の肌の成分と似ており、アレルギー反応も小さいと言われています。
シルク糸を触っているとなんだか手がスベスベする…と感じる方もいるはず。
なるほど、それでシルクのパジャマが喜ばれるんですね❣

 

また、紫外線からもお肌を守ってくれたり、湿気を吸って余分な湿気は外へ出してくれたりもする、なんとも働き者の優しいシルク。
そんなシルクをお得に織れちゃうのが、このシルク祭りです💖

 

いつもならDMでお知らせしていたのですが今回はコロナの懸念もあり、DMをお届けできませんでした。
申し訳ございません。
このブログをご覧いただいた方は、ぜひお友達にもお知らせくださいませ📲。

 

現在さをりの森ではコロナの感染拡大防止、並びにお客様とスタッフの安全確保の為、1日12名までの予約制とさせて頂いています。
ご来館前には、ホームページの大阪教室→Web予約からご予約ください。
前日・当日のご予約の場合はお電話にてお問合せくださいますよう、お願いいたします。

 

 

 

 

さをりの森には色んな花や木があります。
研三さんや奥様が手入れをしてくれているのですが、最近は水仙や梅、河津桜が花を付けて春の香りを楽しめます。
ご来館の際は、ぜひ駐車場で春の香りを楽しんで下さいね。

 

さて、さをりの森のベガス作品の続編をお届けいたしましょう。

 

🍭半袖ジャケット(ウール)前身頃右の裾はルーピングで糸をゆらゆら飛び出させ、左の裾は拡幅織りで布幅を広げています。後ろも同じように拡幅織りとルーピングで、今回は長さを測って織ったそうです☺後ろの丈を少し長めに、前はフリンジで長く見せています。

 

🍭ジャケット(ウール)モヘヤの糸をたくさん使った、ふんわり軽いジャケットです。写真でも実物でもわかりづらいのですが、左肩はタテ糸減幅織り(フェードアウト)なんです。大人っぽい雰囲気の中にある、ノッティング織りで付け足した糸が遊び心を出していますね。

 

🍭ジャケット(カシミヤ)手持ちのカシミヤ糸で二色交差を楽しんだ作品です。くるみボタンももちろん自作。フリンジをボタンに引っ掛けるようにしています。

 

🍭七分袖ジャケット(ウール)着る人によっては五分袖かもしれませんが、お袖は短めです。前はブローチで留めるタイプで、ブローチは共布の自作。裾は拡幅織りで幅を広げています。ふっくらポケットがちょっと可愛いい雰囲気を出しています。

 

🍭ジャケット(ウール)細い糸で織ることがほとんどですが、今回は極太糸にチャレンジ。織り上がりの速さに、ご自分でも驚いたそうです。サッと羽織れるジャケットが欲しいと思ってこの形に。織りも仕立てもアッという間にでき上がりました。

 

🍭ジャケット(ウール)写真では色が濃いなぁ・・・ほんとはもう少し淡いピンクベージュです。ぴゃむぴゃむヤーンでぽっこりと糸を引き出してお花のように見せています。分け織りをして、その先を隣の分け織りに入れて輪を作った部分にボタンを留めます。仕立てでカットした袖下の部分をスヌードにしたら、付け襟風にもなりました。

 

🍭ジャケット(ウール)ジャケットの上側には耳出し織りをした布を横使いにしています。下部分はSAORIのお仕立て【中級編】の半円スカートで裾に端切れをプラスして長さを足しています。

 

🍭スカート(ウール)ぴゃむぴゃむヤーンをふんだんに使って織った布。ジャケットにしようかと思ったものの、あまりにも派手すぎて・・・と、一番上に別布を足しています。その黄色が明るいからか、下側の派手さがあんまり感じられませんね。

 

🍭スカート(ウール)リメイク作品で、オレンジの部分はマフラーとして織った布です。好きなルーピングとふわふわ織りで立体感溢れる布をスカートに・・・茶系で織っていると落ち着くそう。そうそう、好きとか嫌いとかとは別に、織っていて心地よく感じる色ってありますよね💓

 

さをりの森では常時、2階ギャラリーにて作品を展示販売しています。
さをり作品を着るのは…とためらう方もいらっしゃるかもしれませんが、
押し売りはいたしませんので、是非、ご試着ください。
着ることでその人の体に沿い、作品の見え方が変わってきます。
ハンガーに吊るされているだけでは、作品の良さが充分にお伝えできないのです。
1人ファッションショーも大歓迎ですので、お楽しみくださいね。

 

暦の上では春ですが、寒暖差が激しくて着るものに迷ってしまいますね。
1月のベガス作品はまだまだ冬を意識した作品が多く集まりました。

 

🍭ベスト(ウール)他の作品を織った時に、段染め糸(深めの緑の部分)がよく縮んで気に入ったので、その効果を楽しみに織ったら・・・思ったほどは縮んでくれなかったそうです。脇は小さい足し布とボタンで脱ぎ着がしやすく、スリムな着心地です。

 

🍭ベスト(カシミヤ&シルク)織り終わりにした背びれ織りで細くなった部分を左肩に、そこからノーカットでグルっと巻き付けたお仕立てです。胸元はタックでゆるいカーブにしています。大好きなタテ糸追加もしっかり入っています。

 

🍭ベスト(ウール)胸元はタテ糸減幅織り(フェードアウト)。タテ糸を切って、ヨコ糸として織り込みながらタテ糸の幅を狭くしていく織り方をしています。毛足の長いモヘヤ糸が布の耳からふわふわ飛び出して可愛い布です💓

 

🍭フード付きベスト(ウール)さをりの森のウルトラ変わり化繊・ぴゃむぴゃむヤーンを使っています。前身頃と後ろ身頃を縫い合わせる際に、表裏を間違ってしまったんだとか。さをりのお仕立てではアルアルで、今回はそのままGo!!😅

 

🍭キャミソールとスカートのセットアップ(ウール)今回はモノトーンで大人しく織りました💖と、笑顔の作家さん。二色交差と、こっそり三色交差もしていますが、言われなくてはわかりません💦分け織りヒラヒラのキャミソールは前後どちらでも着用OKです。

 

 

🍭ポンチョ(ウール)こちらはグルグル回して着ることができるので、着こなしによって雰囲気が変わります。ぴゃむぴゃむヤーンの毛足の長い糸(これはベガスメンバーの中でブームです💗)や極太糸をルーピングで出したりして変化を付けています。

 

🍭ブラウス(カシミヤ)昨年よく出ていたカシミヤのモヘヤ糸を織っています。所々でニットカシミヤのストレッチ糸部分を織り込み、そこを袖先に使っているのですが、写真で伝わらず申し訳ありません😪ストレート糸でフラットな布もステキですが、糸の違いでの変化も面白い作品です。

 

🍭ブラウス(ウール)以前はマーガレットの形にしていたのをほどいて、半分にカット。SAORIのお仕立て【初級編】のY型ブラウスにリメイクしています。左胸のびょうぶ織りでタテ糸がねじれた部分が不思議な模様になっています。前後どちらでも着用OK💚

←以前はこのマーガレット

 

🍭ミニマフラー(ウール)太めの糸をルーピングでぴょこぴょこ飛び出させたミニマフラーは、ボタンで留めて付け襟のようにもできます。フリンジには羊毛を撚り込んで、オトナ可愛い色合い。付けるとスキップしたくなるかもしれませんよ☺

 

🍭マフラー(ウール)大きめループ糸やつぶつぶが入ったネップ糸、段染め糸で織った短めマフラーです。ジャケットの内側に重ねて付けるにもちょうどいい長さですね。

 

今回はここまでですが、さをりの森の2階ギャラリーでは常時さをり作品を展示販売しています。
今回ご紹介した作品たちも、ボディが着ていたり、ハンガーに吊るされたりしていますが、さをり服は人が着て初めて完成かもしれません。
着る人の体に添って見え方が変わります。
また、前後や上下を逆にして着ることもできますので、ぜひご試着をして下さい。
そして、さをり作品の着心地や温かさをご自分で体感していただければ幸いです💕