こんにちは。スタッフ平山です🍎
先日までのシルク祭りで 皆さんの楽しんでいる様子を見ていたら、
私もうずうずしてきちゃいまして
家でシルクを織りはじめました!

何になるのやら~!わくわくです😊

 

さて、最近は森のお気軽クラスでも
20・30cm幅を選ぶ方が増えてきました。
暖かくなってきましたからね~🌸

そんな細い幅のさをり布がある時はこのお仕立てがオススメ!
『SAORIのお仕立て【初級編】』に載っている、
『かぶりスクエアネックベスト』です。

5月の【お仕立て講習会】はこのレシピをご紹介します。

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服を仕立てるとなると、幅広い布を用意しないといけないと思いがちですが、
幅が狭いからこそ出来る面白さもあります。
このレシピもそうですね!

さをりのお仕立ては、布のどの表情をどこに持っていこうかな~?と
配置を決める作業が楽しいポイントの1つですが、
このレシピも同じように、配置によって全体の雰囲気が変わります✨

極端に表情が違う布を合わせてきても面白そうですね~!

丈の長さを変えてみてもよし、袖を足してもよし、脇を足してもよし、
様々にアレンジも可能!

一度このレシピを経験しておくと、幅が狭い布でお仕立てしようと思ったとき
よりアイデアが浮かびやすくなるかも…😙

そしてお馴染み、さをりのお仕立ては
洋裁の知識や技術が全く必要ないので
ミシンは雑巾しか縫ったことがないという方もばっちりです。
(いや私は雑巾すら…!!という方もいらっしゃいますかね?でも手縫いでも大丈夫ですから!)

 

日時 5月12日(金) 10:00~11:30
場所 さをりの森2階講習ルーム
受講料 2,000円(+税)
申込 さをりの森(0725-57-7022)まで
持ち物 縮絨済みのさをり布(cm×cm以上)

マチ針または安全ピン

テキスト『SAORIのお仕立て【初級編】』

※布をお持ちでなくても、ご参加いただけます。
ただ、布も持参していただくと、その布を一緒に広げながら仕立てのアドバイスなど出来ますので、
お持ちいただいたほうがより講習会を楽しんでいただけるのでオススメです😉

また、お持ちの布がこのサイズ通りでなくても仕立てることは可能な場合があります。
一度スタッフにご相談ください。

この講習会では、講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。
ご持参いただいた布には、自宅で仕上げられるように、印をつけて持ち帰っていただきます。
その場で縫って服に仕上げるわけではありませんので、ご了承ください。

それでは、参加お待ちしております♪

昨年、祖母が他界したスタッフ吉野です🍄
もう少し長生きしてくれてたらなぁ…としみじみ思いながら出勤しました。

みさを先生は火曜・金曜以外はさをりの森にご出勤です。
さをり織りを楽しむ人たちを眺め、スタッフを無言で叱咤激励して下さいます。
出勤すると、暖炉前でモーニングココアを美味しそうに飲み干すのが習慣です。
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みさを先生の100歳のお誕生日から後、ご高齢ということもあって、
「来年はあるかなぁ…」と研三さんが毎回つぶやいています。
ならば毎回、お誕生日を全力でお祝いしようっ❗️
ってことで、朝からスタッフが準備に取り掛かりました。

まずは横断幕みたいなものが欲しいよね~🎀
スタッフ吉野、さをり織りの理念を考え出してくださった先生への感謝と
来年も書くぞ!だから、いつまでもお元気で、との思いを込めて筆を握りました。
その奥では身長が高い裕司さんが、脚立に背伸びして立って飾り付け。
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高いところで精が出ますねぇ…落ちないように気を付けて下さいねぇ。
孫の勇姿を温かい目で見守るみさを先生。
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記録係でカメラを握っていたスタッフ岡本もお手伝い。
間隔や長さを変えたりして2人掛かり。
あんた達、飾り付け上手いわぁ~、いい具合ですねぇ😊
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織り人クラスメンバーから、看板の周りが寂しいですっ💧と、
声が上がったと思ったら、さをり布の端切れで何やら作り始めてくれました。
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これもいいんちゃう?ここもこうしよう!
ここでスタッフ東も参戦。それぞれがアイデアを出し合って、どんどん飾り付け~💖
ふと、高校の文化祭を思い出したほど、みんなの顔が活き活きしています。
それを見守るみさを先生と研三さんも、とても楽しそうでしたよ。
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15時から、ご来館のお客様も一緒にハッピーバースデーを歌いました🎶
さをり織りの創始者としての功績への感謝と、さらなるご長寿を願っての祝福です。

ケーキのろうそくを吹き消すのは、みさを先生の三男である研三さん。
いただいた、大好きなお酒はお家で夕食の時にたしなむそうです。
デイサービスのスタッフさんからも、お祝いの寄せ書きをいただきました。
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そしてこれまた大好きなイチゴをパクッ!
おぉ~そんな大きな口をあけて、一口でいきますか~~っ🎂
研三さんも一緒に大きな口を開けています。
揚げ物やパンが大好きなみさを先生、お昼ご飯もたくさん召し上がりましたよ。
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さをり織りの理念は、間違いや失敗を「キズ」と捉えず、「味」と見ます。
だから、間違いを恐れなくていいんですよ、物事には違う見方があるんですよ、
アタマを柔らかくして考えなさいなと、さをり織りを織る中で気付かせてくれます。

それいいね~とお互いに、手放しで素直に認め合う、ほっこりと癒される時間。
色を選ぶ時の、不思議に癒されたり楽しく感じる気持ち。
それらが、織っていると体感できるのです。
体感すると、それがいつしか自分の中に浸透して、日常生活でも思考回路が変わります。

織った布は世界に1つしかありません。
よっぽど気を付けて、細心の注意を払って苦心しないと同じ布は織れないのです。
なぜって?
ヒトの気持ちは変わる物。そして力加減も変わって当たり前ですよね。
変わったココロに逆らわず、水が流れるように、風が吹くように身を任せて織ると楽しくって、
織る動作の疲れも苦にならないほど、また織りたくなります。

変わった気持ちが模様になって織り成され、布を見た時に思い出す感情。
自分のココロの声に蓋をせず、糸を使って表現する楽しさ。

私はそんなさをり織りの魅力にどんどん惹きこまれて、今に至ります。

『さをり織り』という楽しい世界を伝えて下さったみさを先生に心から尊敬と感謝を、
そして私たちが感じた喜びや安らぎをもっと多くの方に伝えられるよう、
スタッフ一同、今後もより一層精進しますとの想いを込めて、
104歳のハッピーバースデーを歌い、一緒に過ごさせていただいた1日でした。
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どうもパソコンの前で落ち着けない、スタッフ吉野です🍄
皆さんの織っているもの、織り人クラスメンバーが仕立てているものが気になっちゃうのです。
そして、ブログでのシェアーをしそびれてしまう…頑張りますっ💦

さてさて、さをりの森では毎月第1金曜にお仕立て講習会を開催しています。
3月は和歌山(初参加)と名古屋(2回目)からのご参加で、
「SAORIのお仕立て【中級編】」の、六枚はぎ逆転スカートを仕立てました。

まずはさをり布の仕立ての特徴や、デザインをする時のポイントなど、
というような堅苦しいものではなく、雑談を交えてお話します。
参加したお二人ともミシンは苦手で…と苦笑いをされていましたが、
それでさをり服を敬遠するのはもったいない。
自分で楽しく織った服は、楽しく仕立てて楽しく着ちゃいましょう🎵
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どの布をどう使うか、どちらを表にするかなどを決めたら、切る準備。
切るラインを決めて、両サイドを縫ってから切る!
ハサミを入れるって最初はドキドキしますけどね、より楽しむための第一歩です✨
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そして六枚の布をマネキンに留めて、布の配置を決めます。
こっちがいいかしら~、いや、この配置もありじゃない?
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配置が決まったら、持ってきている布を見てアドバイスをしました。
本の通りのサイズの布って、なかなか織れないですものね、
アレンジの時のポイントや、布の配置についてもお話しましたよ。
もちろんご自分たちでもアイデアを出し合ったりもします。
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その間に講師は頑張って縫う!
質問にお答えしながら、縫うところも見ていただきます。
吉野が実際に仕立てた経験上のコツなんかもこっそり洩らしちゃいました。
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そして出来上がったのが、右側のスカート。
実はこの布、本よりも布幅が狭かったんですよね…
ちょっぴりアレンジしましたが、無事に完成となりましたよ。
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そして名古屋からお越しのMさんは、前回の講習会でのベストを
完成させて持って来てくれました。
せっかくなので着用して記念撮影📷
(なぜか私も…ちなみに私も六枚はぎ逆転スカートを着用)
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さをりのお仕立ては、難しく考えずに思い切ってやっちゃいましょう❗️
まずは慣れることから始めてくださいね💖