どうやら梅雨入りしたようで、雨続きの大阪です。
森の草木に雨のしずくが滴っているのを見ると、ぼんぼんボンボリ糸や、キラキララメ糸で織るのもいいかしら…
さをりの森の門脇に咲くアジサイを見ると、こんな色で織るのもいいかしら…などと、ついつい思っちゃうのは、さをりを楽しむ人の性なんでしょうね。

 

さてさて現在、元気にリネン祭りを開催しています。
期間は6月末まで、あと2週間以上たっぷりあります💕
祭りって?
期間中に該当素材で織ると、材料費が10%OFFになっちゃう、お得イベントです💮
今回はリネンとオーガニックコットン。(オーガニックコットンについては次回)
さをりの森でたっぷりご用意している糸たちの中で、まずはリネンのご紹介をいたしましょう。

 

リネンは漢字で書くと「亜麻」と書き、麻の一種です。
一口に麻と言っても種類はとても多く、他によく聞くのはジュートやヘンプといったところでしょうか。
種類は多くても、衣料用表記できる「麻」はリネンとラミー(苧麻)だけなんです。
夏になるとよく耳にするリネンは、光沢があり、爽やかな涼感があるのが特徴です。
熱伝導率が早く、すぐに発散します。
また、吸水・発散性に優れているので、肌に密着せずにサラリと感じるんですね。
そのうえ雑菌の繁殖を抑制してくれるので、湿度の高い日本の夏には喜ばれる素材なんです。

 

しかしながら、リネンにはその表面にノリのような成分があり、その張りゆえに、ちょっぴりシワになりやすいのです。
その成分は水洗いや摩擦でだんだんはがれていくので、使い込むうちにだんだん柔らかくなってくれるんです。
織った作品に張りを持たせたいときは、軽めの縮絨をおススメします。
柔らかく使いたい時は、しっかりたっぷり縮絨してください♪

 

リネン素材の服はたくさんお店で販売されていますが、さをりの森では自分好みの色でサクサク織れちゃいます。
ストールで使うも良し、服に仕立てるも良し💖

 

今、ご用意しているタテ糸はコチラ、幅は様々で4種類が残っています。

 

ヨコ糸は糸棚に入っているものと、巻きの少ないのがケースに入っていて、出番を今か今かと待っています。

 

その中でもちょっと変わった糸たちがいるんですよ。
こちらはループ糸。タオルマフラーに役立ってくれそうな糸です。

 

こちらはところどころが太くなっている糸と、色糸を撚り合わせています。

 

極太リネン。右側の写真の白糸は定番のリネンですが、それよりも2倍くらいは太いんです。写真はピンボケしちゃっています💦

 

波糸は、芯糸と合わせた糸が波なみになっている糸です。さをりの森の定番綿糸(極細)のような表情です。

 

こちらはネップ糸、ところどころに糸のふしを作っている糸です。

 

今年の夏は例年以上に暑くなるんだそうです😱
例年と言われても、年々暑くなっているように思いますが🌞
そんな夏を少しでも涼しく過ごすために、リネンのストールで日よけをしたり、リネンのさをり服を着て対策をいたしましょう♪
自分好みの糸を選んで、思うままに織る。
たったひとつのリネン作品をさをりの森で、ゆったりした気分で織ってみませんか?