桜の季節が過ぎ、さをりの森では色とりどりの別の花が咲き乱れています。

 

美しい色に満ち溢れた2021年4月27日は、2018年に他界された城みさを先生のお誕生日でした。
ご存命なら108歳、あっと言う間の大往生でした。
さをり織りを代表して、さをりの森で咲いている花を抱えた研三さんと裕司さんがお墓参りに行かれました。

 

さをり織りの創始者であり、人々にさをり織りを広めるべくご尽力されたみさを先生。
その情熱を私は実際に拝見することはかないませんでしたが、音声やDVD、文章にて垣間見ることができます。
このブログでは、在りし日のみさを先生を写真で偲んでいただけたらと思います。

 

 
書を習っていたものの「自分の字」を書くために、手本を真似るのではなく、筆の使い方などの技術を自分の中に取り込む努力をされたそうです。

 

 
毎日のお酒がご長寿の秘訣♪

 

 
晩年は、森の緑がよく見えるお席で織るのが日課でした。織り機の間を歩くのも忘れません。

 

 

 

 
研三さんとご出勤。杖を使うのはあまりお好きではなかったようです。

 

 
現在開催中の『織り人作品展2021』も、ご存命ならきっと作品をご覧いただけたはず。。。

 

 

みさを先生の理念や言葉は、さをり哲学としてさをり織りの中に、またそれ以外の生活の中にも当てはまります。
みさを先生を偲び、さをり織りと初めて出会ってからこれまでの自分自身や織りを振り返ったスタッフでした。