「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」とは言いますが、ほんとに逃げて去ってしまいました…💦
すっかりお待たせいたしましたが、3月のベガス作品をご紹介いたしましょう♪

 

🍭ストール(綿)中間と裾にノッティング織りで別糸を付け足しています。フリンジの近くでノッティングをしているので、より一層フリンジがゴージャスに見えますね。
 

 

🍭ストール(シルク・シルクステンレス)拡大写真がうまくできなかったのですが、幅が変化している部分はステンレスのおかげで、手でくしゃくしゃっとすると形状が残ります。変化を楽しみながら巻けるストールです。

 

🍭ベスト(綿、ストレッチ糸)ピンボケでごめんなさい…。黒ですが、ただの黒ではありません。2枚目で黒の濃い・薄い部分が見えると思いますが、そこは変則の経通しで密度を変えています。また、肩とポケットのモノトーンの布は、かつての端切れを足しています。

 

🍭ベスト(タテウール、ヨコリネン)スタンドカラーでフリンジを襟元に配置しています。布の印象とは違って、桃色のフリンジがアクセントになっています。ウール&リネンは、ちょっと肌寒いけどウールをしっかり着込む感じではないこの時期に、ちょうどイイ感じです。

 

🍭前開きベスト(オーガニックコットン)ショート丈で、ワンピースなどにちょっと羽織るのも可愛いし、次にご紹介するジャケットと重ね着してもとても可愛いんです💕

 

🍭フード付きジャケット(オーガニックコットン)さをりでは珍しく、ファスナーを付けています。糸のはみ出しもデザインと考えるさをりの布は、ファスナーが布に近すぎると糸が絡んでしまうのですが、色を合わせたファスナーを距離をとって縫っています。背中の四角の模様は、疑似二重織りなので指が入ります👈

 

🍭ベスト<参考作品>(綿)娘さんにこんな形をと注文されたデザインです。作家さんは脇の隙間がどうもしっくり来ないとおっしゃっていましたが、他のメンバーからはイイじゃないですか~💓という声が多く上がっていました。

 

🍭ベスト(シルク)段染め糸が使いにくいと感じて、どう使うかを色々考えた織り布です。タテヨコに使い、ルーピングで色付き部分だけを出したりと工夫をしています。肩は分け織りをあしらっています。

 

🍭ベスト<参考作品>(シルク)ご自分の還暦祝い?にと織った赤。布を背中から前に縦遣いと、後ろは横遣いにしています。自然な肩下がりを取るため、背中はフリンジを細かく結んで三角のスペースを作っています。

 

🍭ジャケット(綿)短い糸をせっせと結び繋いで、ヨコ糸として織り込んでいます。ポケット、袖口分も繋ぎ糸になるようにと考慮して織ったそうです。計画して織るのもアリですよね。共布でブローチを作り、前はブローチで留めることもできます。

 

🍭フード付きジャケット(綿)白で織っていたんだけど…我慢できずに青を入れたら心地良よかった布。大好きなフードを付けています。サイドの布は三角形を足したデザインです。ちょっとあると嬉しいポケットも控えめに、でもしっかりアクセントになっています。
 

 

🍭春コート(綿、オーガニックコットン)オーガニックコットンの雰囲気を出しつつ織っています。が、色が入るのは作家の意向です👌オーガニックにとらわれすぎなくてもイイんですよね。長い襟を付けたけど外して、長い袖を付けたけど短くしてと、足し算引き算をたくさんした作品です。サイドは一部縫わずに、なんちゃってポケットです。

 

3月の作品、第1弾はここまで。
さをりの森ベガスの会では自分で作品を発表しながら、工夫した点、織っていた時の気持ち、仕立ての苦労話😅なども披露します。
作家さんが言ってくれないと気付かないようなポイントも、知ることができます。
コロナ禍で外出しにくい時期ではありますが、見学ご希望の方はさをりの森までご連絡を下さい。
遠方で無理~~という方は、どうぞこのブログにてご覧くださいね。