さをりの森ベガス作品9月-2(トップス・ボトムス・マフラー)

『大クリエーター作品展』は、さをりの森と京都、東京を通過し、10/29(金)・30(土)・31(日)には広島会場へと巡回中です。
その作品展には、さをりの森の9月ベガス作品の一部を出品しています。
ブログの読者に、この作品を見たわ💕という方がいると嬉しいなぁと、想像を膨らませています。
ではでは、9月作品の中から、ブラウスやボトムスなどをご紹介いたしましょう。

 


シルクのブラウスです。作家さんはこの形が気に入っていて、今度は秋色で織られました。お気に入りのタテ糸飛び越え織りも、今では呼吸をするようにタテ糸を動かしていて、今回はタテ糸追加した糸を動かしました。袖を広げた写真で白っぽい糸が自由に動いているのがよくわかりますね。胸の所の織り始めのタテ糸を折り返した所は、先月のメンバーさんの作品に刺激されて、折り返す位置を変えてみたそうです。仲間がいると、日々進化できますね。

 



シルクのブラウスです。ノーカットでお仕立てしたくてあれこれ試してみたけれど、どうしても重くなって肩が凝りそうだったので断念して、一か所カットしたそうです。前後が同じ形です。お仕立てのイメージはカムチャッカ半島の森を歩く時の服、です。

 


前回のメンバーさんの作品がかわいかったので、真似て作られたブラウスです。ノーカットでアームスリットでもブラウスとしても着られます。このところ森で大流行中の、織り始めにタテ糸を折り返して、ヨコ糸として織り込む織り方をしています。それを前の袖部分に、織り終わりは分け織りにして後ろ身頃の下側でボリュームたっぷりにひらひらさせています。タテ糸にはかなりぴゃむぴゃむヤーンを入れて、ぴゃむの丸いのを目立たせたくて、一回一回引き出しながら織られたそうです。作家さんの外せない「好き💕」が詰まっていますね。

 


ウールの長袖ブラウスです。袖の幅がありすぎて着にくく、4、5年置いていたのを、リメイクされて、袖にタックを入れたら着やすくなったそうです。襟ぐりのポコポコしている羊毛がかわいいですね💙カフスのところの丸いかわいいポコポコなど、羊毛もいろんなところに挟み込まれています。

 


60センチ幅の幅広で、化繊やウールやいろんな糸を使って織られたブラウスです。かわいいー!リボンがめっちゃかわいいー!と、歓声が上がりました。わりとシンプルに織られているのに黒で歓声が上がるかわいさ✨って、最強なんじゃないでしょうか。

 


ウールのチュニックです。作家さん曰く、超簡単お仕立てだそうです。それでも、全部二色交差なのでどこにどう持って行くかを考えたら、袖ぐりが足りなくなったので脇を少し開けて、と、お仕立てを工夫されています。柔らかいウールで、フレアーがふんわりしてかわいいです。

 



20㎝くらいの細幅で織られたチュニックです。織り終わりの分け織り部分を襟元にもってきています。分け織りを結んでいるところを外すと着やすくなります。一か所だけカットしてあとはぐるぐるノーカット。脇の下が開いているので縫いやすかったし、涼しいです、と、作家さん。(この日はまだ暑かったのでした)最近のお気に入り💕とのことでした。

 

 

こちらもチュニックです。前にTシャツにして余った布でお仕立てされたそうです。袖をひらひらさせようと角を丸くカット。胸幅が少しきつかったので前開きに。前立ての部分は前述の通りさをりの森で流行の、織り始めのタテ糸を折り返してタテ糸に織り込む、をされていて、ボタンで留めるようになっています。蛍光黄緑が鮮やかで効いていて、ぱぁっと明るいのが素敵ですね💚

 

 
幅たっぷりめのパンツです。布の時は派手過ぎてカーテンにでもするしかないかと思っていたそうですが、仕立ててみたら、これくらいなら着れるかも、となって、結構気に入っているそうです。派手かもと思っていたのに、じわじわと派手に慣れていくのも、さをり織りの楽しみかもしれませんね😊

 


20㎝幅を12m織られたスカートです。タテ糸もヨコ糸も綿とウールが半々で、織り始めの所を真ん中に持ってきて、ところどころでピョコピョコと角のように立たせながら布をクロスさせて、ポケットにしています。この角がとってもキュート。着ると思わず心も弾む、カラダも弾む可愛さなんですよ🎶

 


横にところどころストレッチ糸を使ったマフラーです。開口一番、色が気に入らなくて、と作家さん。ストレッチ糸を、同系色で入れるか、赤で入れようか緑で入れようかと迷われたそうです。迷い過ぎたので気に入らないのかしら?結果、色んな色のストレッチ糸を入れてカラフルに、タテ糸もいろんな色で作られていて、端を分け織りにもされているので、派手なようで、でも雰囲気は落ち着いた感じで、何が気に入らないのかさっぱりわからない、ステキなマフラーです。

 


カシミヤのマフラーです。ずっと二色交差をして、端はずっと耳出し織りをしています。ボディに掛けると、後ろで耳出し織りが二枚に重なった所が色が二色になっていて、かわいくて気に入っているそうです。織り上がって、見たり着てみたりして、意図していなかった所でワクワクしたり、キュンキュンしたりするのが、さをり織りの楽しいところですね。

 

自分の織った布や仕立てた作品の良さが、自分では気付かない事がしばしばあります。
失敗だぁ😱と思っていた部分が、違う見方をすればとても良いポイントになっている事もあります。
織っていて、なんだかやりにくい。でもこんなものなんでしょうね。と思ってる事があるかもしれない。
なんだか着にくいなぁ、どうしたらいいのやら…でもアイデアが浮かばない。

 

これらは、自分1人では気付けない事ばかり。
誰かに話して、作品を見せて、意見をもらってやっと「そうか、なるほど」と気付くのです。
そのために、さをり四つのねがいの「グループのみんなで学ぼう」があります。

 

人の作品を見て刺激をもらう。
仲間がいると、さをり織りをする中で進化できます。
近くにいないのよ…って方には、このブログやSNSで刺激をシェアできたらと思います。

 

作品は、すべてさをりの森で展示販売しています。
サイズやお値段など、作品について、気になる部分などありましたら、お問合せフォームにてメールいただくか、お電話くださいませ。
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