さをりの森ベガス作品のご紹介(6月) 1/2

葉っぱに滴る雨露のキラキラにココロ惹かれている、スタッフ吉野です🍄
それを見ると、スパンコール糸で織りたいなぁ~、ぽつぽつネップ糸で織りたいなぁ~なんて、織りたい欲がむくむく湧いてきます。

 

その織りたい欲がギュンッッと噴き出すのが、さをりの森のクリエーターが作品を持ち寄る「VEGAS(ベガス)の会」。
それぞれの色や織り方、仕立て方などのアイデアをシェアするこの会は、毎月第4月曜日に開催されます。
ではでは6月の作品のご紹介です👏

 

まずはスタッフ西田のワンピース。
リネン、シルク、綿糸、化繊糸を織り交ぜている作品では、擬似二重織りや、分け織りを布の表面にフリルのように織り込む織り技も使っています。

 

リネンストール。ぴゃむぴゃむやーんを織り混んだり、絡み織りでタテ糸を動かしたりしています。いつもはボリュームのある作品が多いのですが、今回は薄く織っているんですよ。

 

喜田さんのベスト(綿)。喜田さんの代名詞のよう色合いの作品ですね。
くし筬でタテ糸を大きく動かしています。

 

越野さんのブラウス(綿)。冷房が効いたところで過ごす場合は、長袖が欲しいですよね。ご本人いわく、なんだか春の雰囲気になっちゃったわ~、とのこと。

 

ワンピース(綿)。タテ・ヨコにストレッチを効かせています。黒い筋がそのストレッチ糸ですね。シルエットがストレートじゃなくって、楽しい作品です。

 

斉藤さんのベスト(綿・ウール)。肩に当てた布だけ、ウールです。
冷房で、肩が冷えちゃうわぁ、なんてことがありません。

 

ベスト(綿)は裾のタテ糸をまとめて太く通しています。
みさを先生がよく着ていた形ですが、こちらはポケット付き。後ろでポケットの位置をわざとずらして付けているのは、作家の意向です👌

 

圧巻の分け織りベスト(綿・ウール)は、リメイクです。
脇に布を足して着やすくしています。

 

ストール2種。(左側:綿)カラフルなタテ糸をつくり、それをくし筬であちらこちらへと動かしています。
(右側:綿・シルク)最近、二色交差で丸みを帯びた模様を織るのがマイブームなんだそうです。

 

今回初参加の山口さん、ブラウス(綿)。
デニムの裂き布や染め布を挟み込んだり、大好きな篭の目織りやタテ糸追加をしています。

 

チュニック(綿)。20cm幅で8mのタテ糸を作って、時間を掛けて織り上げました。
分け織りをしたり、幅を変化させたりと、とても楽しい布をノーカットで仕立てています。この作品に名付けるなら「きんぎょ」ですねぇ💕

 

ベガス作品は、さをりの森の2階ギャラリーにて展示販売しています。
ご来館の際はぜひ手に取ってご覧下さいね😊

コメントを残す

wp-puzzle.com logo