さをりの森ベガス作品のご紹介(1月)

シルクを織りつつも、ウールの縮絨後の楽しさがまだまだ恋しい、スタッフ吉野です🍄
ウールはね~種類の多さもイイし、洗濯機が新たな模様を作ってくれたりするし、
いやいや、もっと縮ませようと意図してさらに洗ってみたり…うふふな繊維です🐑

 

2019年1回目のさをりの森ベガスの会、そんな楽しいウールと、季節先取りで春物が集まりました。

まずは、斉藤さんのフレアーブラウス(シルク)から。
裂き布を挟み込んだ部分を袖口と襟元にデザインしています。
挟み込んで密度が濃い部分と、その下の粗く織った部分の差が面白い作品です。

広げるとこんなカタチのお仕立てなんです。

 

ロングベスト(綿・雁皮紙糸)はサイドに大きくスリットを入れて、動きやすいデザインです。

 

マーガレット(綿)。ゆったり大きめの袖口にはフリンジがゆらゆら揺れています。
上下を逆にして着ることもできる形ですね。

 

グレーストール(シルク)はタテ糸を変則に通しているので、糸が波打っているようです。
赤ストール(綿)は、裂き布をあしらっています。タテ糸を染める時に、糸を裂き布で縛るそうです。

 

内山さんの輪織り三角ストール(ウール)。
輪織りの布部分の端同士を縫い合わせて、ヨコ糸のみの部分をフリンジのようにひらひらさせています。

 

内山さんのベスト(ウール)。
タテ糸の隙間を開けておき、ところどころ分け織りをして、ぽっかり穴を開けています。

 

円すいブラウス(綿・アクリル)。
春を意識したのに、秋色になったそうです。アースカラーと思えばイイですよね🧡
写真では分かりづらいのですが…。袖を開けた部分の布を、ハート型のポケットとしてあしらっています。
 

 

廉林さんのパンツスーツ(綿・ストレッチ糸)。
見学の織り人メンバーに試着してもらいました。通常、上で使う股上部分を下側にしているんですよ。パンツの裾はタックで少し絞っています。

 

半円スカート(綿)
分け織りした部分をぷら~んと垂らしている作品です。風になびかせて歩きたいっ👠👠

 

ベストとスカートのアンサンブル(ウール)。
まずはスカートを仕立てて、残った布でパッチワークのようにベストを仕立てたんですって。ベストの裾はあえてアンバランスにしています。

 

西田さんのドレス(綿・シルク)
身頃部分には細かくタックを入れて、袖は縫い合わせる部分の糸を引っ張っています。
体の動きに合わせてゆらゆらゆれてくれそうな、ドレープた~っぷりのお仕立てですね。

 

ひとまずここまで。
綿やシルクなど、春の匂いを感じる作品たちが多かったように思います💓
他の作品は、次のブログにてご紹介いたしますね。

 

なお、こちらの作品はさをりの森の2階ギャラリーにて展示販売していますが、2月23日(土)から2月28日(木)まで、西武池袋本店 7階(中央A7)インテリア特設会場にて展示販売いたします。お近くへお越しの際はどうぞこの作品たちに会いに、お立ち寄りください。

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