1969年、城みさをが56歳の時、手織りを始めて間もない頃。
自分の織った布にタテ糸が1本抜けていた。織り物の常識に照らせば傷物。しかし、何か趣きがある、自分としては気に入っている。これを傷とみるか模様とみるか、見方次第で物の評価は180度変わる。よし、一度常識から離れて自分の好きなようにやってみよう、どんどんキズを作ってやろう…

 

それから50年。
さをり織りは大阪の片隅から、海を越えて世界各地に広がりました。
その主軸となり、さをり織りに懸ける情熱を力説していたみさを先生が亡くなって、はや1年が経とうとしています。
みさを先生が亡くなってからも、みさをファンの方々がさをりの森を訪ねてくださいます。今にも語りかけそうな瞳でみさを先生の銅像を見つめる様子を拝見するたびに、先生の偉大さを改めてしみじみと感じます。
さをりの森20190105 (13)

 

みさを先生を偲んで届いたお供え布タペストリーVer.8を年始に展示しました。
個性を織るさをり織り。
そのお供え布はどれひとつ、同じものがありません。
似ているようで、違うんですよね。
2週間後にはこのタペストリーはVer.9に交換しますので、ご来館の際にはぜひご覧ください。

 

今年も張りきって、たくさんのステキな糸との出会いをお届けいたします。
2019年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さをりの森20190105 (1)-2

 

おぉ~っと💦
大事な事を言い忘れておりました。
年始にこんな年賀状が届いている方に朗報です💖
ハガキの左下をよ~~くご覧くださいませ。
2019年賀状SNS用

 

ほら、お年玉クーポンって書いてあるでしょ🎌
ハガキをお持ちのご本人のみならず、ご一緒のお連れ様にもこのクーポンは適用いたします。
期限は2月28日(木)までですので、ご来館の際には、パスポート・ポイントカードとハガキを忘れずにお持ちくださいね。