こんにちは、スタッフ平山です💐
さをりの服は色んな形が、それこそ無限大にありますが
ボトムスは難しい!と感じる方が多いようです。
お仕立ても、コーディネートもかな?
一つ前のブログ記事にもあるように、
コーディネートはインナーで調節すれば
へっちゃらですよ👌

 

それじゃあお仕立ては?
例えばボトムスの中でもパンツを作ると聞くと、
なんだかとても難しいように感じてしまいますが
洋裁仕立てとは違い、さをりのお仕立てだからこそ、
とってもカンタンに、臨機応変に布と会話をしながら形作ることができます。

 

カンタンとは言うけれど、自分にとってカンタンかどうか分からないよ~~~😱
という声が聞こえてきますね…😮
その気持ちもよく分かります。とにかく不安ですよね。
パンツとなると、怖いのは股上。
股上なんて、この文字を見るだけで縫う作業に怯えてしまいますよね。
さをりのお仕立てで不安になっちゃうポイント
ランキングトップ10(平山脳内調べ)で
常に上位に食い込んでますものね…うんうん😔

 

けれど、そんな方もご安心ください🎉
毎月開催されている
「森のお仕立て講習会」で、
実際に仕立てる講師の動きを見ていただくと
不安なんて吹き飛んじゃいます😀

 

6月の講習会でご紹介するレシピは『SAORIのお仕立て【中級編】』Opens in a new window
掲載されている『脇縫いワイドストレートパンツ』です😊
パンツ (73) パンツ (44)

その名のとおり、ワイドですのでゆったりと着ていただけます。
暑くなってきた今の季節にぴったりですね😘

どのお仕立てでもそうですが、この布をどこに持っていこうかな?と
あれこれ動かして考える時間がとーっても楽しいんですよね。
このレシピでは4つに分けたパーツを配置していきます。

4つのパーツが取れれば大丈夫なので、
違う2枚の布を繋いで1つのパーツを作ってもいいですよね。
マフラーのリメイクとしてパンツでもいいですし、
短く織りためた布が沢山の方も
作れちゃいますね☺️うれしい!

お仕立てをしたことがない方ももちろん、
既にいくつか仕立てたことがある方にも楽しんでいただける
アドバイスやアイデアに溢れた講習会ですので
気になる方はぜひどうぞ💫

 

 日時  6月1日(金) 10:00~11:30
 場所  さをりの森2階講習ルーム
 受講料  2,000円(+税)
 申込  さをりの森(0725-57-7022)まで
 持ち物  縮絨済みのさをり布(37cm×398cm以上)マチ針または安全ピンテキスト『SAORIのお仕立て【中級編】』

※布をお持ちでなくても、ご参加いただけます。
ただ、布も持参していただくと、その布を一緒に広げながら仕立てのアドバイスなど出来ますので、
お持ちいただいたほうがより講習会を楽しんでいただけるのでオススメです😉

また、お持ちの布がこのサイズ通りでなくても仕立てることは可能な場合があります。
一度スタッフにご相談ください。

この講習会では、講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。
ご持参いただいた布には、自宅で仕上げられるように、印をつけて持ち帰っていただきます。
その場で縫って服に仕上げるわけではありませんので、ご了承ください。

それでは、参加お待ちしております♪

さをり四つのねがいの1つ「キラキラと輝く目をもとう」を実践するべく、作品展を見入っている、スタッフ吉野です🍄
やってみたいことがたくさんあるから、取捨選択が難しい😱

 

さてさて、現在開催中の「織り人作品展2018」は、さをりの森で学ぶ織り人メンバーの作品を展示販売しています。
今回のブログでご紹介するのはスカート。
さをりのスカートは生地の目が粗いから、透けちゃうでしょう?と質問されます。
さをり服には、基本的に裏地は付けないので、インナーで調節してくださいね。

 

ウール素材のアンサンブル。この作品、実はとても綺麗な紫なんです。
どう撮っても青くなってしまう、技術のなさをお許しください。
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マーガレットとバイアス仕立てのロングスカートのアンサンブル。
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半袖のバイヤスブラウスと三枚はぎのスカート。
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爽やかな白のアンサンブル。
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SAORIのお仕立て【中級編】の半円スカート。
同じお仕立てでも、布によってグッとイメージが変わるのがさをりの面白さですね。
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スカートと言っても、色んな形があります。
2段のティアードスカート。
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布を折り上げて、ノーカットで仕立てたスカート。
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こちらもノーカット、らせん状でポケット付きです。
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バイアス仕立てのスカート。
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巻きスカート。
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スカートとひとくちに言っても全然違う。
それぞれが好きな色で、楽しく織って、布と相談しながら仕立てた作品たちです。

布と相談?って思うでしょ?
まず、布の中で好きな部分を探します。
そこを中心にデザインを決めていきます。
そうすると、織る時にはこの形にしよう~って思っていても、デザイン変更の場合もあります。
その時はその時で風の吹くまま、布の気の向くまま。
最初のデザインに固執したままだと、私は失敗しちゃった…って思いますよね。
そう思うよりも、布と相談したらこのデザインになった~💖
くらいに、気楽な感じでお仕立てしていくんです。

 

そんな作品がたくさん集まっているのが、この作品展。
ご来場の際は、どうぞ作品を手に取っていっぱい試着なさってくださいね。

 

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日々の気温差に少々とまどっている、スタッフ吉野です🍄
暑くなったり、暖房をつけたくなるほど寒かったり、過ごしにくい季節です。
仕事中はさをり服を1枚余分に持っておいて、それを着たり脱いだりして調整しています。

 

このたび、今年1月に他界したみさを先生を偲び、先生の言葉の数々をまとめた城みさを語録として、
『城みさをの言葉365日~SAORIの哲学【一日一言】』を発行いたしました。
さをり織りに携わる人だけではなく、ルール社会で生きている全ての人に、ぜひオススメしたい1冊です。
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さをり織りは、織りで自己表現をする、アートとしての手織りです。
糸が飛び出したって、耳がデコボコしていたっていい。
自分の感じるままに織る。その際に、既成概念は取り払って、織る。
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「間違わないように」
「お手本通り、先生の言う通りに」
「みんなと同じように」
「キレイに、丁寧に」
などなど、日常のあちこちでよく聞く言葉ですよね。

 

さをりを織る際には、そんな事は一切言いません。
むしろ正反対で、いわゆる「間違い」をいっぱいしましょうと言います。
そうする事で、自然と身に付いていた既成概念の枠を取っ払えてきます。
枠がなくなると、自分自身がムクムクと出てくる。
出てきた自分と向き合いながら、自由奔放に感じるままに織る。
「正解」は自分自身の中にあるんですよね。
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そうして織っていても、知らず知らず世間の波に流されそうになります。
耳が出てはいけないんじゃないか…
作品を販売したいのに、この織りじゃだめなんじゃないか…
「さをり織りとは」の核が身体の隅々にまで浸透しきれていないのかもしれませんね。

 

そんな時には、みさを先生の言葉を紐解いてみましょう。
みさを先生は本の出版や、ラジオ・テレビの出演などで、熱弁を奮いました。
「なぜ、さをり織りなのか」
「さをり織りとは」
「さをり織りを通して伝えたいこと」
その情熱の全てを傾けて、身振り手振りもつけて全力で言葉を投げかけていました。
その言葉の数々を見直し、SAORIの哲学の部分をしっかりとお伝えできるようにと編集したのが、冒頭でご紹介した1冊、「城みさをの言葉」です。
さをり織りを通して生き方に触れている部分もあり、その哲学は全ての方に通ずる部分があると確信しています。
書店には置いていませんので、ご興味がある方はさをりの森へお問い合わせください。