少し秋めいてきたものの、日中の暑さにバテ気味のスタッフ吉野です🍄
それでも、暗くなると虫の声が穏やかに響いて、秋を感じさせてくれてホッとします。

 

遅くなりましたが、8月のさをりの森ベガス作品のご紹介は、斉藤さんの作品から。
ロングワンピース(シルク)は染めタテ糸です。
こちらは、SAORIのお仕立て【初級編】のロングバージョンですね。

 

コラージュベスト(綿ほか)は、オーガンジーの布に端切れ布を縫いつけています。
仕立てをすると、やっぱり端切れが出ますものね。
ストレッチ糸を使った布、フリンジ、X交差織り(クールクロス)の布もあるんですよ。

 

ショートベスト(綿)、肩とポケットは別布を使っています。
え?ポケットが小さいのでは?って?
作者の意向なんです👌

 

ストール2種は(左:シルク、右:綿+ストレッチ糸)、二色交差を使い分けた作品。
左側はランダムに、右側は場所を決めて交差させているんですね。
同じ二色交差でも違った雰囲気。そして右側の作品、黒糸がストレッチ糸です。

 

廉林さんのジャンパースカート(綿)は染めタテ糸です。
布をタテ使いとヨコ使いにして、フリンジをウエスト部分と裾に使っています。
分け織りがググッと効いて可愛いんですよ💕

 

ジャケット(シルク・綿)は、廉林さんの大好きな形で2種類の布を組み合わせています。
分け織りがゆらゆら揺れるのが素敵なんです💕

 

山本さんのストール(シルク)は、キラキラ✨ラメ入りシルクです。

 

ストレッチ糸を使ったスカート(ウール・綿・化繊)。
色んな素材を混ぜ込んで織っているのですが、ストレッチ糸の部分が
キュッと縮んで面白い変化を見せてくれています。

 

喜田さんのチュニック(綿)。
細めの幅の布を1枚はグルッと前後に回し、数枚を組み合わせたデザイン。
裾に三角の布を足しています。

 

西田さんのスカート(綿)は細幅のらせんスカートです。
エクセーヌという人工皮革を織り込んだり、裾を拡幅織りで倍の幅まで広げています。

 

酒井さんのベスト(綿)。
織り始めの分け織りは、長く残しておいたタテ糸をヨコ糸として織り込んでいます。

 

ベスト(綿)は染めタテ糸です。
ボタンを2箇所に付けていて、時にはゆったり、時にはキュッとタイトに着ることができます。

 

ベスト(シルク・綿)。
こちらはリメイク作品で、前後どちらでも着ることができます。
二色交差のシャドー織りで、モザイク模様ができています。

 

吉野のポンチョ(綿・化繊)。
どの方向にも着ることができるデザイン。
スパンコールをふんだんに使っているのですが、写真ではわかりませんねぇ。

 

チュニック(綿)。
四枚綜絖で織り、挟み込みの部分だけ模様にしています。

 

今回、上前さんのタペストリーも拝見しました。
染めたタテ糸を2本使って織った大作です。

 

さをりの森のギャラリーでは、様々な作品を展示販売しています。
Vegasメンバーの作品もこちらで展示販売していますので、気になる作品がある方はお気軽にお問い合わせくださいね。

もう昼間は上着がいらないくらい、ぽかぽかと暖かくなってきましたね🔅
夜は風がひんやりと冷たく、過ごしやすくて幸せな岡本🐍です。

連日、たくさんの方が織り人作品展を見にきてくださり、にぎわっています✨
今回のブログは、そんな作品展の作品を数点ご紹介🎶

まずはこちらのベスト。
シンプルな形のベストですが、上下逆に着てみると雰囲気の変わる2Wayベスト✨
その日の気分、ボトムスに合わせてお好きなカタチで着れ、楽しめるベストです。

 

こちらのベストは、ちびフリルを襟にもってきた可愛らしいけど、色が可愛すぎないので大人っぽい雰囲気のベスト。ストレートの糸、ループの糸を効果的に使い、どこを見ても楽しい作品です。

 

お次のベストは、変則経通しのタテ糸に、太めのヨコ糸でざくざくと織った夏色ベスト。布をパズルのように合わせ仕立ててあり、スマートな雰囲気のベストです。

 

こちらのベストは、タテ糸の密度とヨコ糸の密度を大きく変え、薄い生地の箇所、厚い生地の箇所がある、透け感満載の作品です。

わかりますかね??この感じ!透け感!みっちり感!ね!

 

こちらのロングベストは、正面から見ると布はまっすぐ使い。ですが、後ろを見ると斜め!?っという仕立てのベスト。ちょっとお出かけ♪というときに、さっと羽織れて便利ですね☺

 

他にもまだまだ紹介したい作品があるのですが、今回はここまで!

紹介しきれない作品も、たーーくさんあるので、お近くの方、お時間のある方はぜひ一度遊びにいらしてくださいね♪

さをりの服は、ハンガーにかけたとき、トルソーが着たとき、人が着たとき、床に広げたときで、見え方が全然ちがいます。

人が着ても、ひとりひとりの体型の違いで見え方がちがいます。

「わたし、こういうカタチのさをり服は持ってないけど、あらやだ似合うわね!」
なーんてことも、よくある話です。

着てみないと、わからなかいことがあるかもしれない。
着ないと損!くらいの勢いで、ぜひたくさん試着してみてくださいね♪

織り人作品展2019は、4/28(日)まで。
最終日は16:00までの展示となりますので、お気をつけください。

さをりの森への行き方等は、さをりの森ホームページをご覧ください♪
https://saorinomori.com/

 

 

昨年末から構想し、年が明けて試している織りがあるのですが、まだうまくいかない。
次こそはできそうな…そんなワクワク感がいっぱいで、こういうのが好きだなぁとしみじみ思う、スタッフ吉野です🍄

 

さて、さをりの森では毎月1度、作家さんが集まって作品を披露する会「Vegas(ベガス)の会」を開催しています。
それぞれの個性を織り上げた布で、仕立てた作品。
その政策秘話を聞けたり、じっくり作品を試着したりと、ワクワクしちゃう刺激満載の会なんです✨

 

ではその作品達を、まずは越智さんのからご紹介いたしましょう~😊
大人ピンクの円すいベスト(イカベスト)。
少々袖が大きくなってしまったようですが、ゆったり着れるってことですよね。
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酒井さんの作品、回帰織り(メビウス)スヌード。
メビウスは初挑戦。2重巻きにすると、ルーピングで出した部分がちょうど良く出てきて、存在感バツグンです。
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『SAORIのお仕立て【初級編】』の袖開きずらし斜めポンチョ、布の切り方をアレンジしています。
上下逆にも着ることができますが、グッと雰囲気が変わるんですよ。
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斉藤さんのマフラー2作品。
左側はウールステンレスのヨコ糸で織っています。だからクシュクシュした表情に。
右側は短い糸を結び繋いでから、2色交差で織っています。
2色交差の作品は、巻き方で雰囲気がグッと変わるんですよね~💖。
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ジャケットは、ウールとシルクで織っています。
さをりはフリンジもデザインの一部、それをボタンホールにしています。
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カシミヤベスト、タテ糸は黒(綿)のタテ糸ローラー巻きなのですが、通し方を変則にしているせいか、不思議な模様が出ています。
また、裾のフリンジには別糸を足して、カラフルにアレンジしているんですね。
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キュートな裾広がりのベスト。
織り上がった後で、首元をゴム糸で縫って少し絞っています。
拡幅織りをした部分を裾に使って、ふわっと広げているんですよ。
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2色交差を効かせたブラウス。
太目の糸を使って布の耳をでこぼこに出し、その部分を首元に使っています。
さをりは耳もフリンジもデザインの一部ですものね。カラフルな羊毛もポコポコ。
不思議なのはたくさん色を使っているのに派手じゃないんですよねぇ。
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内山さんのセーター。『SAORIのお仕立て【中級編】』のハイネック袖付き袋縫いワンピースのショート丈です。
お仕立て本は、長さなどのアレンジをすると違った雰囲気が出ます。
胸元ではルーピングや挟み込みで、キュートさがにじみ出ていますね~💙
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ロングベスト。さをりで大人気のイカ型(円すい型)ベストの前閉じタイプ。
擬似二重織りが裾で少しヒラヒラします。
このお仕立ては、布が一度に縦・横・斜めに見えるのが、また面白いっ❗️
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廉林さんのロングベスト。織り幅は20cmくらいと細幅です。
分け織りをしたり、アートヤーンメイカーで創った糸を効かせたりと、まさに見て楽しい、織って楽しい、着て楽しい作品です。
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フード付きポンチョは今回ボタンありきのデザインなんだそうです。
どうしても襟元で使いたかったそう。おなかのポケットも可愛いんです💕
ここにポケットがあると、ちょっとしたものも入れられますしね。
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西中さんのベスト。
染めタテ糸の細幅で、お仕立ての際には布があっちへ行ったりこっちへ行ったり。織り終わりにはタテ糸を織り込んで、幅を狭めていっています。
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マフラーには追加タテ糸をあちらこちらと這わせています。
毛足が長い糸なので、存在感があるんですねぇ。
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角谷さんのロングベスト。
あちらこちらにくるくる織りがのぞいています。
筬を使わずにシャトルを右往左往させて織る織り方ですが、透け感が出て面白いですね~。
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このジャンパースカートはタテ糸交換会で、回ってきたタテ糸を織ったそうです。ヨコ糸にストレッチ糸を多用していて、ボリューム&存在感たっぷりです。こちらはノーカットのお仕立てなんですよ💓
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さて、今回はここまでですが、すぐに次回をUPしますね🍄