さをりの森ベガス作品7・8月(パンツ・セットアップ)

さぁて、今月はベガスブログを早くUPするぞっ❗と、取り掛かったらなんと、7月をUPしていませんでした…申し訳ございません💦
だからと言ってUPしないのももったいないので、今回は7月・8月の合併ご紹介といたしますね。

🍭リスパンツ(綿)6月に作品披露した後(写真右)、今度はしっかりめに織ってみたらどうかと試した作品です。しっかり目なので透けないし、おさまり・履き心地は満足だそうです❤
そして、さをりの森にリスパンツブームが到来しました。
 

 

🍭リスパンツ(綿・抄繊糸)6月の作品を見て、薄手の布で織った作品です。
抄繊糸を使っているせいか少し張りがあって、夏にうってつけのサラリとした布感です。

 

🍭リスパンツ(綿)※参考作品※ 6月の作品を見て、織って仕立てた作品です。
布を裁ち間違えて股下のあたりに縫い代ができたので、自分ではきます。
履き心地ですか?とてもイイです💓

 

🍭ベスト&リスパンツ(綿・スパンコール他)同じリスパンツでも、糸や色が変わると雰囲気もグッと変わります。カジュアルなリスパンツが、ベストとセットになると、大人びた雰囲気になりました。
動くと大き目スパンコールがキラッ✨と光って、よそいきにもイイねって声が上がりました。これを着てお出かけしたいなぁ~とつぶやきが聞こえてきますね☺

 

🍭ベスト&ノースリーブシャツ(綿・ぴゃむぴゃむヤーン)蛍光の黄緑の綿糸を2種類と、同じ色のぴゃむぴゃむヤーンを多用した作品です。
ノースリーブシャツの裾を縦に切り、ヨコ糸として織った作品です。スカート部分にぴょこぴょこ飛び出ているのはシャツの裾端です。
 

 

🍭ベスト&マーガレット(綿)6月の作品で粗々のベストがありましたが、その1作目が7月に登場しました。
ぴゃむぴゃむヤーンの糸の形状と、縮絨効果による自然くし筬のベストです。賑やかな布なので、あえておとなしい布でマーガレットを仕立てています。6月作品(紺色)はこのピンクの後で織ったそうですよ。

 

 

個性は人それぞれ違います。
でこぼこした布になるように織る人がいる。
糸が飛び出させたり、穴を開けたりするのが好きな人がいる。
自分好みの色合いにこだわる人がいる。
様々な個性があって当たり前なんですよね。
それを、違っててイイのよ~、当たり前なのよ~と寛容に受け止めてくれるのが、さをり織りだと思います。
すると、そっくりコピーしたいのもイイんじゃないの?と疑問が出ます。
残念ながら、それはちょっと違います。

 

そこには、さをり四つのねがいの一番目、
「キカイと人間の違いを考えよう」が根底にあります。
機械のようにお手本通りに織るのではなく、人間ならではの「味」を出し、自分自身の意向を表現しましょうと提唱しているのです。

 

それは、そんなに難しく考えなくってもイイんです。
同じ作品を見て、同じように刺激を受けて、織ったり仕立てたりすると、自然とその中に個性が出てくる。
なぜって、使う糸や色合い、織るための力加減、仕立てのサイズなど、すべて作る人まかせなんです。
自分の好みや、思いつきがどんどん盛り込まれます。
そうなると、アートは模倣から始まると言われますが、全くのコピーはかえって難しい。
機械じゃないんだから、コピーじゃなくて独創的でイイんです。

 

6月以降、何人かが同じリスパンツを仕立てました。
好きな糸を使うのはもちろん、裾に隙間を作る、布の密度を変えるなど、それぞれに「自分らしさ」が入った作品だと思います。
同じ形なのに、全く違って見える。
さをりって面白いなぁとつくづく思いました。

 

そんなリスパンツたちが、今ならさをりの森の2階ギャラリーにて様々並んでいます。
ご来館の際はぜひご覧ください。

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