さをりの森ベガス作品のご紹介(10月)

寒くなったり暑くなったりと寒暖の差が激しくなってきましたね。ウールを織る楽しさに浸っている、スタッフ吉野です🍄

 

さをりの森ベガス作品でもウールが増えてきました。
縮絨による変化が楽しすぎて、見ているだけでもワクワクしちゃいますね。
そんな楽しい作品たちをご紹介いたします。

 

まずは天草に住む越智さんの作品、SAORIのお仕立て【中級編】掲載のボートネック舟型ブラウス(綿&アクリル)です。
ヨコ糸が同じ色に見えちゃいますが、実は奥ゆかしくふんわりと変化しているんですよ。

 

こちらもSAORIのお仕立て【中級編】掲載のワイドストレートパンツ(綿)。
タテ糸の通し方を変化させて、たたみ織りの部分を作っています。

 

上前さんのチュニック(綿)は、いわゆるイカベストの形です。
縫い合わせた後で首あきを作っているのですが、その開け方がミソで襟元にステキなドレープができています。

 

内山さんのストール2種(タテ綿・ヨコカシミヤ、少々ウール)は90cm幅の織機で織っています。
すーっぽりと体をくるんでしまえるのは嬉しいですね。

 

ミニストール(ウール)は、短いので首元にちょこっと巻きたい時に便利。
ダウンジャケットなどのもこもこした上着にプラスワンをしやすいんです。

 

こちらも短めストール(ウール)は、プレミアムウールです。
極上の糸をたくさん、たーくさんルーピング織りで引き出しています。

 

細幅で織ったベスト(タテ綿・ヨコウール)は、10cm幅で6m。
それをノーカットでぐるぐる巻いて縫い上げています。

 

廉林さんのブラウス(ウール)もプレミアムウールです。
ヨコ糸の糸質の違いから自然なギャザーができています。縮絨は10分ほど洗ったそうですよ。
そうすると布の耳がでこぼこになるんですが、それを生かして縫い合わせています。

 

写真ではグレーに見えますが、黒のワンピース(綿・アクリル・ウール)です。
こちらもキュッと縮んだ部分の前後に、ナチュラルなギャザーができています。

 

角谷さんのジャケット(ウール・シルク)には、ひそかな願望が込められています。
人気バンドグループ、SEKAI NO OWARIのボーカルさんに着て欲しいなぁとイメージしながら、織って仕立てたそうです。
ボタンを留める位置で2通りの織り方があるのですが、写真がありませんでした…😱

 

こちらはジャケット(ウール)、プレミアムウールです。
織っている時は着物を仕立てたいと思っていたんですって。
しかーし、織り上がってみると長さが足りない…ってことでこのデザインになったそうです。
布を見てからデザイン変更をするのはさをりアルアルです。
袖の下側にx交差織りや、前身頃に背びれ織りなどの織り技がキラキラしています。

 

山口さんのワンピース(綿、少々ぴゃむぴゃむヤーン)は、ボビン巻き糸を何段も長く挟み込んで模様を作っています。
この挟み込みとタテ糸重ね織り(追加)が、ご自分の中のブームなんだそうです。

 

ワイドストレートパンツ(綿)、思ったよりも幅が狭くなったそうです。
こちらの写真もグレーがかって見えますが、実際は黒なんですよ…申し訳ございません😣
そしてこちらも入っているでしょ、タテ糸重ね織り💓

 

バイアスベスト(ウール)、縮絨で洗いを20分したので糸の質の違いが大きく出てきました。
耳はもちろん、布全体にギャザーがうねうねと出てキュートなんです。

 

山本さんのストール(カシミヤ)です。
ところどころにルーピングでほんわかと糸を花開かせています。

 

山本さんのベスト(ウール)では、分け織りを襟と、身頃をつなぐところに活用しています。
また、フリンジをお花のように丸めて裾にあしらっています。

 

こちらはジャンパースカート(ウール)。
前身頃から後ろ身頃へとグルッと折り返し、空いたところに布を足している作品です。

 

越野さんのワンピース(ウール)。
ご本人いわく「薄手のウール」なんですが…そうは見えないんですね~。
作家の意向・主張と他人の受け止め方の違いは、さをりアルアルですね。

 

ゆったりセーター(ウール)、首元まであったかいスタンドカラー仕様です。
ポケットを斜めにつけてしっかり自己主張❣

 

今日はここまで。
すぐに続きをご紹介しますので、ご安心下さいね。

 

なお、これらの作品はさをりの森にて展示販売しています。
ご来館の際はぜひ、さをりの森2階ギャラリーにお立ち寄りくださいね。

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