秋も深まり森の木々が色づいてきて、美しい彩りを見られるようになりましたね。
そんな木々に負けじと、さをりの森のギャラリーでは多彩な作品がずらりと並んだ『織り人&みんなの作品展2020』が無事に終了しました。
今回の出展者は73名、最終には400点を超える作品が集まりました。
この作品展は、さをりの森東京・所沢の織り人クラスクラス福岡、岡山など遠方からも出展されます。

 

ギャラリーに入った方からはまず、

「うわぁ…💖」

という驚きのうめきのような声があがります。
そして作品を手に眺めて、手にとって、試着して、至福の時間を過ごしていただきます。
お気軽クラスで織りに来られた方や織り人クラスのメンバーからは「織りたいのに、こちらも見たい…時間がない~~💦💦」と、悲鳴にも似た声をお聞きしました。

それほど魅力的な作品がたくさん集まっていたんです。そのほんの一部を少しですがご紹介しますね。

 

今回の写真は<飛び出しちゃったシリーズ>で、今までご紹介していない作品を登場している…つもり…です☺
さをり織りではよく見られる飛び出しですが、初めてご覧になる方には驚きの光景。
フリンジはもちろん布の途中や耳から飛び出ています。
どこを飛び出させるか、それは作家さんの意のままに、です🌟🌟

 
  

 

拡大できる方はこの襟を拡げてご覧くださいね。

 

バッグやポーチ、クッションカバーに帽子などの小物もたくさん。
小物って言いますけど、使っている布が小さいだけで手間はしっかりたっぷりかかります。作業工程が多く、採寸もきっちりしないといけない場合も多々あります。
さらに織り布を使うことで、一般の布を使うよりも作品にあたたかみが増すように思うのは私だけでしょうか。
オンリーワンの小物達、いつも身の回りにあると元気が出るはず💓


 

そして今回、【オリンピックカラーの5色を織る】がテーマのコーナーを設けました。
それぞれが思う黒・赤・青・黄・緑の5色を織った作品です。
これも青なの?
黄色はどこ?
ご覧になった方はそう思ったかもしれません。
それが感性の違いで、正解はない。あるとすれば作家さんの気持ちが最優先されるのでしょうけれど、さをり織りはどの感じ方でもイイんです。

みんな違って、みんなイイ💓

 

作品展が終了後、ギャラリーは通常通りに戻りました。
ググッと数が激減していますが、さをり服や小物がたくさん並んでおり、すべて展示販売品です。
ご試着も自由ですので、ぜひさをり織り作品のぬくもりを感じてくださいね。