6月だというのに、雨が少ない…と思ったら、近畿はまだ梅雨入りしていなかったんですね。
梅雨とは相性が悪いのですが、野菜の水遣りをさぼりたくて梅雨が早く来てほしい、スタッフ吉野です🍄

 

さて、6月終わりの来週26日(水)から7月3日(水)まで、
西武池袋本店にて『夏のさをり織り作品展』が開催されます。
お近くの方はぜひ、足をお運びくださいませ。
東京 夏のさをり織り作品展

 

その作品展に出品する作品たちが集まった、さをりの森Vegasの会5月。
さてさて、どんな作品が集まったでしょうか…🎶

 

まずは天草の越智さんの作品から、コート(綿)です。
長袖のジャケットですが、肌寒い夜や、冷房の強い店舗内だと活躍してくれそうですね。

 

こちらはベスト(綿)。
くるみボタンでカバーしたスナップを両脇に付けているデザイン。脱ぎ着がしやすいんです。

 

内山さんのチュニック(綿)
さをりの森から見える夕焼け空のようにも見える、ステキな赤色です。

 

こちらは海の底を連想させるような、紺色のロングベスト(綿)。
絡み織りや部分織りなどをあちらこちらに配置しています。

 

廉林さんのジャンパースカート(綿)。
裾にたっぷりのフワフワ織りを入れて、ボリューム感と広がりを出しているんですね。

 

ノースリーブのパーカー(綿)。キャミソールの上にぱっと羽織っても良さそう🏝
襟元にキュートなハートのボタンがあるんですよ💗

 

ジャンパースカート(リネン)。こちらも2色交差が効いた作品ですね~。
肩ヒモがとても涼しげです💙

 

角谷さんのミニストール(リネン・藍染)。
分け織りをしたところにストールの先を通しています。

 

キャミソールとスカート(綿)。キャミソールのタテ糸はすべてストレッチ糸なんですって。
着た時にほどよくフィットして、着易いんですよ。この作品は、🌺ハワイアンイベント🌺を意識して制作したそうです。

 

酒井さんのスカートとベスト(綿)。スカートはひし形?のような、脇部分にボリュームがあるデザインです。気分によって、この部分の位置をずらして着用できますね。
ベストは、2種の端切れを合わせて仕立てています。

 

ベスト&スカート(綿)。スカートを仕立てた後、少しの残り布でベストを…と考えて、背中を大きく開けたデザインになっています。胸元では、織り技が存在をアピールしていますね❣

 

大橋さんのベスト(綿)。前身頃はくし筬でタテ糸の揺らぎを表現しています。
2種の布を前後で合わせたお仕立てです。

 

西田さんのロングパンツ(綿)。バイヤスのお仕立てで、タテ糸が斜めに出ているのが粋ですねぇ✨

 

ジャンパースカート(綿)。写真では分かりづらいですが、スパンコールでキラキラしているんですよ。
分け織りを肩にあしらっている、キュートなお仕立てです。

 

今回はここまで🖐
続きはすぐにUPしますので、しばしのご猶予をくださいませ。

これらの作品の一部は、冒頭の『夏のさをり織り作品展』にて展示販売いたします。
その他の作品は、さをりの森 2Fギャラリーにて展示販売をしております。
また、気になる作品がありましたら、お電話等にてお問い合わせください。

自宅織りのくし筬を織り上げて、感無量のスタッフ吉野です🍄
ヨコ糸を通して~タテ糸を動かして~またヨコ糸~タテ糸~の繰り返し。
濃密で充実した時間を過ごしましたが、次にくし筬を織るのは…1年後くらいかもしれません。

 

さて、ベガス作品の続きは、斉藤さんのボートネック舟型ブラウス(綿)から。
布を継ぎ足した部分は、可愛いミニフリンジにして縫い合わせています。

 

 

ベスト(綿)は、細幅を長く織っていますが、ヨコ糸に結びつないだ糸を使っています。
配色をこだわって結んでいるそうで、ぱっと人目を引きますねぇ~✨

 

ベスト(綿)は、身幅が少しタイトめです。脱ぎ着がしやすいように、脇をボタンで留めるデザインです。前身頃の部分織りで織った曲線が、アクセントになっているんですね。

 

写真左側のストール(シルク)は染めタテ糸です。ぼやっとした桃色と緑色の中に、濃い色の二色交差。水面に浮かぶ花びらのようですね❣
写真右側のストール(シルク、ストレッチ糸)は、黄色の糸をどう活かすかを考えながら織ったそうです。ストレッチ糸の縮みが、楽しいギャザーを作っていますね。

 

上前さんのストール(綿、シルク)は分け織りや部分織りを忍ばせています。
全体の写真がないのですが…分け織りでできたはつり目の中に、ストールの先を通しているのですが、通し方のアレンジで雰囲気が変わります。
ワンピース(綿)はタテ糸にブルーの糸を追加しています。円すい型のドレスで、襟をアレンジしてカットしています。

 

越野さんのバイアスワンピース(綿)。ほわ~っとした春霞💗のようですね。
裾に三角の布を足しているので、裾周りがゆったりのデザインです。

 

ブラウス(綿)、こちらも春をイメージの作品です。ボトム側の布はタックを取ってゆったりめです。脇布を長めにしており、タックがアンバランスになって面白いんです。

 

ワンピース(綿)。分け織りした部分が胸元で、背中ではフリンジがゆらゆら~のデザインです。こちらも地球🌎のイメージのような色ですね。春から夏に掛けての色合いでしょうか。
 

 

西田さんのキャミソール(綿、タテ糸にストレッチ糸も含む)。着丈が短いので、前を合わせる時に片方を下げて着たり、揃えて着たり。着こなしのアレンジができます。
モデルはアメリカでさをりの教室を開いているローラさんです❤

 

ワンピース(綿、麻)。ループ糸で立体的な二色交差を織り上げました。
同系色の糸でも、形状が違うと雰囲気がグッと変わりますねぇ。
 

 

吉野のストールとチュニック(綿)。
定番綿糸の極細よりももっと細い糸をタテヨコに使って織ったストール。
細い糸で織り疲れて、残りのタテ糸はヨコ糸を太めにして織ったチュニックです。
モデルはカナダでさをり教室を開設している、テリーさんです💙

 

これらの作品の一部が、現在開催中の、『初夏のさをり織り作品展』にて展示販売しています。お近くの方は、どうぞ実際に作品を手に取ってご覧下さいね。

🍀期間  5月22日(水)〜27日(月)
午前10時〜午後8時(最終日のみ午後6時まで)
🍀会場  横浜高島屋 8階 催会場

海外からの講習生に刺激をいただきすぎて飽和状態の、スタッフ吉野です🍄
もう、満腹っ❗と思っても、やりたいことがどんどん増えてきちゃうんですね。

 

毎月1度、さをりの森で開催される、さをり作家さんが集まるベガスの会でも、刺激をたくさんいただいています。
各々の個性が、知らず知らずににじみ出ているさをり布。
その布をどう活かすか、試行錯誤して仕立てあがるさをり服は、見るだけでも楽しいもの。
さ、皆様もさをりワールドをご堪能くださいませ🎶

と、その前に💡
今回の作品の一部は昨日から開催されている、『初夏のさをり織り作品展』にて展示販売しています。お近くの方は、どうぞ実際に作品を手に取ってご覧下さいね。

🍀期間  5月22日(水)〜27日(月)
     午前10時〜午後8時(最終日のみ午後6時まで)
🍀会場  横浜高島屋 8階 催会場

 

まずは酒井さんのワンピース(綿)。
分け織りした部分だけをいったん織り上げて引き抜き、残りの部分を織る際に織り込む織り技を、胸元からサイドにあしらっています。後ろ身頃にはルーピングが自己主張しています。

 

リバーシブルスカート(綿)。タテ糸を染めた布を2重に使っていて、内側と外側で違った表情が見えるスカートです。胸元まで上げると、ストラップレスのチュニックにもなるんですよ💙

 

こちらは越智さんのマーガレット(綿)。
🌱新緑🌱をイメージして織ったそうです。タテ糸は変則の経通しで、太さを変えています。
 

 

西中さんのTブラウス(綿)。
黒のタテ糸ローラー巻きです。三色交差や、タテ糸に少しだけ追加している赤が、とても粋な作品ですね。

 

チュニック(綿)。私の中では地球🌏のイメージのこの作品、ノーカットでのお仕立てです。くるくるっと体をゆったり包むようなデザインです。

 

内山さんのブラウス(綿)。袖下を縫わずに開けたままのデザインなので、暑くないっ💨

 

ベスト(綿)、こちらもノーカットのお仕立てです。ストラップは、以前ラリエッタとして織ったものを組み合わせています。

 

廉林さんのワンピース(綿)。
🌷春🌷のテーマで織っただけあって、春色で可愛いぴゃむぴゃむやーんも織り込んでいます。
 

 

こちらのベスト(綿)は、初夏がテーマだったそうですが…、🌞盛夏🌞になっちゃったようですね。分け織りが前でゆらゆら揺れる、可愛いデザインです。

 

バイアスブラウス(リネン)。袖先が三角なのでチョンッととがって見えますが、このままで着てもいいし、折り返してブローチで留めても可愛いデザインなんですよ。

 

角谷さんのストール(綿、リネン、ストレッチ糸)とドレス。
ストールはベストをほどいたんだそうです。ノーカットのお仕立てだと、こういうのができちゃうんですね。
ドレスは🌺ハワイアン🌺をイメージ。フリル織りをしたり、ストレッチ糸を入れたりと、踊りたくなるような素敵なドレスです。コサージュもさをり布をあしらっているんですよ💓

 

喜田さんのベスト(綿)は、染めタテ糸を織っています。染める時に一緒に浸けた裂き布を染めて織り込んでいます。
ストール(綿)は、分け織りやルーピング、挟み込みなどを様々織り込んでいます。
 

 

大橋さんのブラウス(綿)、裾はぴらぴらとのれん状になっています。風が入って涼しく過ごせそうですよね。

 

チュニック(シルク)は、段染め糸を使っているので、不思議なグラデーションのような模様になっています。サイドは四角い布を足していて、動きに合わせて揺れるデザインです。

 

ブラウス(アクリル)は、何通りもの着こなしが楽しめます。腕を上から出したり下から出したり、片袖を折り返して首に掛けたり、もちろん前後逆にも着ることができちゃうんです🎶

 

まだまだ作品はあるのですが、今回はここまで。
次回はすぐにアップしますね。