風は冷たいけど、陽のあたるところはぽかぽかで、なんだか春みたいですね。
そんなことは関係なく、年中お腹すいて、年中うとうとしている岡本🐍です。

 

さをりの森には、黒のタテ糸の他にも、カラーのタテ糸があります。

初めてさをりの森でお気軽クラス(体験織り)で織っていただく方には、ヨコ糸を自由に選んで織る楽しさを感じ頂きたいので、ヨコ糸に影響しない黒(綿)のタテ糸で、織っていただきます。

2回目以降、ご来館いただいたときに気に入るカラーのタテ糸があれば、黒のタテ糸ではなく、綿や毛、カシミヤ等の様々な素材のタテ糸で織っていただくことができます。

たとえば、今日のタテ糸はこんな感じ。

 

 

いろんな色のタテ糸がありますね~

さて、ここでよく聞くのが、

「このタテ糸に、何色のヨコ糸を入れればいいですか?」

これ!ほんとによく聞きます!
でもスタッフは絶対に「そうですね~この色なんかどうでしょう」とは言いません。
だって「さをり」なんですもの。

自分が選んだヨコ糸で、自分のココロを織る。

タテ糸が紫だって、緑のヨコ糸で織りたい!っと思ったらそれでOKなのです。

でもひょっとしたら気にいる色にならないかも💦と、思ったときは写真くらい少なめに巻いて、織ってみましょう。

織ってみて、気に入ればOK!

自分の直感を信じ、自分の好きな色を、タテ糸に惑わされず織り込んで自分だけの世界にひとつを織りましょう!

 

 

ヨコ糸で、タテ糸の見え方、雰囲気はかわります。

織っていくうちに、「あ。次の色はあの色かな!」っと思ったらどんどん色を変え、自分の好きを織り込んでくださいね。

スタッフも、このタテ糸にこの色を入れるとこうなるのかー!っと発見することが多々あります。それを見るのが本当に楽しいのです。

なので、綺麗に織らなきゃ!とか、色をまとめなきゃ!とか、そんなことは考えず、自由に、自分に素直に、自分だけの織りをスタッフに見せ付けちゃってください!🤪

あなたのさをりが見える日を、スタッフ全員で楽しみにしてます✨

さをりの森について、お気軽クラス(体験織り)については、
さをりの森公式サイトをご覧ください☺

季節限定の芋・栗スイーツに、嬉々として手を伸ばしてしまうスタッフ吉野です🍄
ようやく朝晩に冷え込むようになって、秋を実感するようになりました。

 

さて、森のお仕立て講習会11月のご報告です。
この日の内容は、『SAORIのお仕立て【初級編】』から、ロングストールでできる襟付きマーガレットでした。

 

今回の参加者は3名、お仕立ては未経験だったので、まずはSAORI布の特長のお話から。
とは言うものの、皆さん何度も体験織りに来られているので、縮絨後の縮みについてはご存知でした。

 

布を切る時に綿や化繊の布は、そのままジャクジャクと切らないようにしましょうね~。
ひと手間かけると、ほつれの心配はありません👌

 

今回の作品はいたってシンプル、超カンタン💕
実演用の布を見ながら、仕立ての手順をお話しました。
縮絨で布の耳がナミナミ歪むのなんて、さをりでは当たり前。
ですが、服に仕立てるとなると心配ですよね。
そんな時には、こうやって合わせちゃえば大丈夫なんですよ~とお伝えすると、ホッとされていました。

 

さて、布の表裏やお気に入りポイントを確認してから、
実際に布をマネキンに当ててみます。
上下左右を入れ替えたりして、どっちがいいかしら~と悩みつつも、嬉し楽しい時間です💓

 

じゃあここで切りましょう~と、目印の線を引きます。
さをり布にうってつけの線引きアイテムもお伝えしちゃいました。

 

あっという間に作品は完成✨
そしてそれぞれの布を拝見します。
おぉ~っ、皆さんカシミヤ布をお持ちじゃないですかっ!しかしながら、
幅が足りないわ~、長さが足りないわ~💦
と、さをりあるあるのお声が。

じゃあこうしたらどうでしょう?とアドバイスを少々。
すると、こうやってもいいかしら~とアイデアが飛び出してきました。
安全ピンで留めるとほぼ完成しちゃったので、そのまま試着して、記念写真📸
初めてのさをり服に、皆さんご満悦の笑顔でした。

 

この後、皆さんはお気軽クラスで織って帰られたのですが、
織っている間も、お仕立てのお話に花が咲いていましたねぇ。
次はどんな仕立てにココロを馳せているのかしら✨✨
ふふっ、これでさをり熱中症がまた広がっちゃいますね。
スタッフたちは、仲間が増えてこっそりほくそ笑んでいます☺

 

さて、次回の森のお仕立て講習会は、サイド逆転ワンピース【中級編】です。
本ではワンピースでご紹介していますが、ショート丈でも可愛いデザインなんですよ👌
詳しくはこちらをクリックしてください 🔜🔜🔜 講習会情報
ご予約をお待ちしています。

大型台風の影響で各地に被害が出ていると報道されています。
今回大阪はほとんど影響はありませんでしたが、昨年の秋は、大阪でも電柱が倒れたり、停電があったことが思い出されます。
被害に遭われた方が少しでも早く日常生活の戻れますよう、お祈り申し上げます。

 

そんな超大型台風が接近した12日(土)は、さをりの森での『みんなの作品展2019』の初日でした。
さすがにこの日はお客様が少なかったものの、2日目にはお客様が次々と試着する様子を拝見することができました💕

 

作品展はさをりの森の2階ギャラリーにて開催しています。
階段を上がって右手を見ると…

 

素敵な三部作のタペストリーが、その向こうの作品たちのドキドキ感をかきたててくれます。
まずはこのタペストリーをご堪能ください。
そこから一歩踏み込むと…

 

ずらりと並んだ作品たち❣
もう少し中に入ると…

 

さをり服やタペストリー、マフラーやバッグ、帽子、ポーチなどなどが所狭しと並んでいます。
ぜひたっぷりと、時間に余裕を持ってお越しください。たくさんの作品たちが集まりました。
なんとその数300点以上💛💙❤

 

さて、さをり服を見るときのコツをお伝えいたしますね。

 

一つ、さをり服はまず全体を眺めるべし
まずは全体の雰囲気を楽しみましょう。作家さんはこんな感じの方なのかしら?
と、作家さんの雰囲気が作品からあふれ出ていると思います。

 

一つ、さをり服は隅々まで見て触るべし
作家はその時々の想いで糸、織り方を変えています。糸の組み合わせや立体感を味わいましょう。

 

一つ、さをり服は試着するべし
マネキンに掛かっている服でも、実は本来の形ではありません。さをり服は
人が着て、布が身体に添うことで初めて、完成になるのです。
試着を怖がらず、ぜひご試着ください。そしてデザインの変化と着心地を体感してください。

 

一つ、スタッフやさをり服を着ている人と話をするべし
さをり服は、着方が1つとは限りません。上下を逆さにしたり、腕を出す位置を
変えることもできちゃうんです。それをぜひ、さをりのツウと一緒に楽しんでいただきたいんです。
↓こちらはスヌードにもベストにもなる作品です。

 

 

一つ、試着をしたら、ピンと背筋を伸ばすべし
おずおずと試着すると、ココロや身体が委縮しちゃいます。
背筋を伸ばして、鏡の前に立って、じっくりと眺めてください。
あら、私ってこんな色も似あうのね~なんて新たな発見があるかも。

 

 

ご試着されていると、スタッフはついつい様子を見に行ってしまいますが、どうぞお許しくださいませ。
なぜなら、とても嬉しいんです。そしてその作品の良さをもっとお伝えしたくなるんです。

 

試着していただいている様子を、当日お会いできない作家さんにお伝えしたくて、ついついカメラを向けてしまいますが、どうぞ、どうぞお許しくださいませ。

 

そんな『みんなの作品展2019』は10月20日(日)まで、さをりの森2階ギャラリーにて開催中です。最終日は16時までですので、お気を付け下さい。
1人でも多くの方にお越しいただけますよう、スタッフ一同お待ちしています。