🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟イベントのお知らせ🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
🌟【織り人作品展2017】                                🌟
🌟と き:5月11日(木)~21日(日) 9:30~17:30※最終日のみ16:00まで  🌟
🌟ところ:さをりの森 2階ギャラリー                         🌟
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織り技が好きな、スタッフ吉野です🍄
こうやったらどうなるかしら~と試して遊ぶのが楽し過ぎて、
なかなか織り進まないのですが…💦
どうやら今の私は、織り幅を変化させるのがイイらしいです💖

今の自分を詰め込んださをり布で、布と相談して服に仕立てる。
そんな個性が溢れているさをり服を
さをりの森2階ギャラリーにて展示販売しています。
その作家さんが集まる「Vegasの会」が4月も開催されました。

まずは斉藤さんのシックなワンピース。
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布を逆転させて身頃にしています。
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胸から肩にかけて、ストレッチ糸で幅を狭めたベスト。
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斉藤さんいわく、絡み織りをしたかったストール。
どうやら巻き織りになっていたのですが、このラインが可愛いですね💟
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続いてクールクロスをしたかったストール。
思ったほどの変化が出なかったそうなので、控えめな方にオススメします。
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グッと薄手のシルクブラウス。
斉藤さんらしく、分け織りが胸元でゆらゆら揺れます。
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こちらの作品は、2枚の布をそれぞれ裾で折り上げたデザインです。
写真にはありませんが、共布のミニストールもあるんですよ🎵
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内山さんの帽子、どんどん増殖中です。
これからの季節、紫外線対策で、つばを広めにしているのが嬉しいっ⛅
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ヨガをしている方からも大絶賛の三角のパンツ。
足を大きく開いても余裕たっぷりのデザインです。
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こちらのAラインのベストは、肩を少しつまんで変化を出しています。
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胸元で分け織りをして、それを本体の中ほどに織り込むという技を使ったのですが、
デザインの都合上、襟元で隠れちゃったそうです💦
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そして緑のコート!定番綿糸(細)をふんだんに使っています。
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裾と脇下に三角の布を足してゆとりを持たせています。
また、変則の経通しをしたり鎖織りなども使って、1色でも変化を出しているコートです。
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西田さんの赤いスカート、下の部分だけをバイアスにしています。IMG_8313  IMG_8315

2色交差のナナメが綺麗に見えますね~♪
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円すい型のドレス(イカドレス)は、前身頃にナナメにカットした布を入れています。
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身頃もゆったりで、広げると裾周りがより一層ゆったりのドレスです。
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フリンジの魔術師(勝手に命名)ならではのアレンジもキュートです💓
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個性豊かなこの作品たちは、全てが展示販売です。
気になる作品がございましたら、サイズ・値段など遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
さをりの森:0725-57-7022
作品はまだまだございますが、今日はここまで。
次回を乞うご期待✨

こんにちは。スタッフ平山です🍎
先日までのシルク祭りで 皆さんの楽しんでいる様子を見ていたら、
私もうずうずしてきちゃいまして
家でシルクを織りはじめました!

何になるのやら~!わくわくです😊

 

さて、最近は森のお気軽クラスでも
20・30cm幅を選ぶ方が増えてきました。
暖かくなってきましたからね~🌸

そんな細い幅のさをり布がある時はこのお仕立てがオススメ!
『SAORIのお仕立て【初級編】』に載っている、
『かぶりスクエアネックベスト』です。

5月の【お仕立て講習会】はこのレシピをご紹介します。

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服を仕立てるとなると、幅広い布を用意しないといけないと思いがちですが、
幅が狭いからこそ出来る面白さもあります。
このレシピもそうですね!

さをりのお仕立ては、布のどの表情をどこに持っていこうかな~?と
配置を決める作業が楽しいポイントの1つですが、
このレシピも同じように、配置によって全体の雰囲気が変わります✨

極端に表情が違う布を合わせてきても面白そうですね~!

丈の長さを変えてみてもよし、袖を足してもよし、脇を足してもよし、
様々にアレンジも可能!

一度このレシピを経験しておくと、幅が狭い布でお仕立てしようと思ったとき
よりアイデアが浮かびやすくなるかも…😙

そしてお馴染み、さをりのお仕立ては
洋裁の知識や技術が全く必要ないので
ミシンは雑巾しか縫ったことがないという方もばっちりです。
(いや私は雑巾すら…!!という方もいらっしゃいますかね?でも手縫いでも大丈夫ですから!)

 

日時 5月12日(金) 10:00~11:30
場所 さをりの森2階講習ルーム
受講料 2,000円(+税)
申込 さをりの森(0725-57-7022)まで
持ち物 縮絨済みのさをり布(cm×cm以上)

マチ針または安全ピン

テキスト『SAORIのお仕立て【初級編】』

※布をお持ちでなくても、ご参加いただけます。
ただ、布も持参していただくと、その布を一緒に広げながら仕立てのアドバイスなど出来ますので、
お持ちいただいたほうがより講習会を楽しんでいただけるのでオススメです😉

また、お持ちの布がこのサイズ通りでなくても仕立てることは可能な場合があります。
一度スタッフにご相談ください。

この講習会では、講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。
ご持参いただいた布には、自宅で仕上げられるように、印をつけて持ち帰っていただきます。
その場で縫って服に仕上げるわけではありませんので、ご了承ください。

それでは、参加お待ちしております♪

昨年、祖母が他界したスタッフ吉野です🍄
もう少し長生きしてくれてたらなぁ…としみじみ思いながら出勤しました。

みさを先生は火曜・金曜以外はさをりの森にご出勤です。
さをり織りを楽しむ人たちを眺め、スタッフを無言で叱咤激励して下さいます。
出勤すると、暖炉前でモーニングココアを美味しそうに飲み干すのが習慣です。
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みさを先生の100歳のお誕生日から後、ご高齢ということもあって、
「来年はあるかなぁ…」と研三さんが毎回つぶやいています。
ならば毎回、お誕生日を全力でお祝いしようっ❗️
ってことで、朝からスタッフが準備に取り掛かりました。

まずは横断幕みたいなものが欲しいよね~🎀
スタッフ吉野、さをり織りの理念を考え出してくださった先生への感謝と
来年も書くぞ!だから、いつまでもお元気で、との思いを込めて筆を握りました。
その奥では身長が高い裕司さんが、脚立に背伸びして立って飾り付け。
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高いところで精が出ますねぇ…落ちないように気を付けて下さいねぇ。
孫の勇姿を温かい目で見守るみさを先生。
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記録係でカメラを握っていたスタッフ岡本もお手伝い。
間隔や長さを変えたりして2人掛かり。
あんた達、飾り付け上手いわぁ~、いい具合ですねぇ😊
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織り人クラスメンバーから、看板の周りが寂しいですっ💧と、
声が上がったと思ったら、さをり布の端切れで何やら作り始めてくれました。
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これもいいんちゃう?ここもこうしよう!
ここでスタッフ東も参戦。それぞれがアイデアを出し合って、どんどん飾り付け~💖
ふと、高校の文化祭を思い出したほど、みんなの顔が活き活きしています。
それを見守るみさを先生と研三さんも、とても楽しそうでしたよ。
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15時から、ご来館のお客様も一緒にハッピーバースデーを歌いました🎶
さをり織りの創始者としての功績への感謝と、さらなるご長寿を願っての祝福です。

ケーキのろうそくを吹き消すのは、みさを先生の三男である研三さん。
いただいた、大好きなお酒はお家で夕食の時にたしなむそうです。
デイサービスのスタッフさんからも、お祝いの寄せ書きをいただきました。
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そしてこれまた大好きなイチゴをパクッ!
おぉ~そんな大きな口をあけて、一口でいきますか~~っ🎂
研三さんも一緒に大きな口を開けています。
揚げ物やパンが大好きなみさを先生、お昼ご飯もたくさん召し上がりましたよ。
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さをり織りの理念は、間違いや失敗を「キズ」と捉えず、「味」と見ます。
だから、間違いを恐れなくていいんですよ、物事には違う見方があるんですよ、
アタマを柔らかくして考えなさいなと、さをり織りを織る中で気付かせてくれます。

それいいね~とお互いに、手放しで素直に認め合う、ほっこりと癒される時間。
色を選ぶ時の、不思議に癒されたり楽しく感じる気持ち。
それらが、織っていると体感できるのです。
体感すると、それがいつしか自分の中に浸透して、日常生活でも思考回路が変わります。

織った布は世界に1つしかありません。
よっぽど気を付けて、細心の注意を払って苦心しないと同じ布は織れないのです。
なぜって?
ヒトの気持ちは変わる物。そして力加減も変わって当たり前ですよね。
変わったココロに逆らわず、水が流れるように、風が吹くように身を任せて織ると楽しくって、
織る動作の疲れも苦にならないほど、また織りたくなります。

変わった気持ちが模様になって織り成され、布を見た時に思い出す感情。
自分のココロの声に蓋をせず、糸を使って表現する楽しさ。

私はそんなさをり織りの魅力にどんどん惹きこまれて、今に至ります。

『さをり織り』という楽しい世界を伝えて下さったみさを先生に心から尊敬と感謝を、
そして私たちが感じた喜びや安らぎをもっと多くの方に伝えられるよう、
スタッフ一同、今後もより一層精進しますとの想いを込めて、
104歳のハッピーバースデーを歌い、一緒に過ごさせていただいた1日でした。
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