大阪は梅雨入りして、雨が多くなりましたね。
湿気を含んだ梅雨時期から夏にさをりの森で大人気の素材が「リネン」です。
高級糸として、お気軽クラスで織る場合のお値段も少々お高め。

 

で、す、が。

 

2021年6月1日(火)~6月15日(火)の期間、そんなリネンをお得に織れちゃう大好評企画、『リネン祭り』を開催します❣
内容はタテ糸・ヨコ糸を多く用意し、リネンを使って織ると、材料費が10%OFFというもの。

 

祭りにふさわしく、通常は数少ないリネンのタテ糸をたくさんご用意しました。
写真は現在ご用意している、スタッフ渾身のタテ糸たちです💓
織り幅は30㎝~60㎝まで様々です。

 

リネンのタテ糸は先着順に選んでいただけます。
私の好みじゃないわぁ…と思われる人や、織りたい幅じゃない人、
タテ糸に色が入っているとヨコ糸選びに迷いそう…と思われる人は、黒の綿タテ糸を選んでくださいね😊

 

タテ糸の色に惑わされそうな人にはちょっとしたコツがあります。
織っているとつい、タテ糸の色に合わせてヨコ糸を選びがちになります。
もちろんご自分がそうしたい、心地いいと思ったら、それがOK👌
でも、なんだか違うなぁと感じたら、タテ糸の色を気にせず、全く違う色を入れてみてください。
タテとヨコで新たな色が誕生するかもしれませんよ。
そこでどう感じるか、自分の気持ちに耳を傾けてみましょ。

 

そしてヨコ糸はズラリと一面に並べています。
皆さんが色を選びやすいように、スタッフが頭をひねりながら並べました。

 

 

糸は太さや形状も様々。
綿やウールほどではありませんが、タオル地のようなループ、うねりのある糸、粒々のある糸などがあります。
お好きなものを手に取ってください。
 

 

リネンは麻の一種で、亜麻という植物から採れる繊維です。
人類最古の繊維で、古代エジプトではWoven Moonlight(月光で織られた生地)と呼ばれて、神事にも使われたそうです。
なんと神秘的な…💫
そして、ヨーロッパでは衣類として多く使われている、歴史ある繊維。
歴史と神秘を感じながら織り、身にまとう・・・想像するだけでもうっとり💕

 

なぜ、多く使われているのかには理由があります。

 

・洗濯に強い
・丈夫で長持ち
・光沢がある
・吸水性・発散性に優れており、水分を素早く吸い取ってくれて、発散もしてくれる
→早く乾く
・防カビ性に優れているので雑菌の繁殖を抑える
→においも抑えてくれる
・使うほどに柔らかくなる
・繊維に空気が含まれていて、天然のサーモスタットとして温度調節をしてくれる
→オールシーズン使える!!

 

ほほう…なかなかイイ繊維じゃないの。
でもねぇ、麻ってチクチクするやん?

 

それ、違う麻なんです。
麻は20種類以上もあるといわれており、リネンはその1つ。
ラミー、ヘンプ、ジュートなど様々ですが、その中で最も上質な繊維です。
繊維の表面に天然のノリのようなものが付いているため、繊維の毛羽立ちを抑えて張りもあり、光沢があるんですね。

 

まぁこんなウンチクを聞いても、百聞は一見に如かず。
さ、さをりの森でリネンを見て、触って、その良さを体感してください。

現在さをりの森はコロナ感染拡大防止対策として、お気軽クラス(体験織り)を予約制で人数制限をしています。
予約はホームページのweb予約もしくはさをりの森へお電話ください。

体験予約フォーム – 大阪 – さをり織り、手織り教室、手織り体験のことなら さをりの森 (saorinomori.com)
☎0725-57-7022

また、織り機や備品、テーブル等のアルコール除菌と常時換気をいたします。
ご来館のお客様には、大変お手数をおかけしますが、マスクの着用と入口での手指のアルコール除菌もしくは手洗いをお願いいたします。
感染拡大防止、並びにお客様とスタッフの安全確保の為、ご協力の程よろしくお願い致します。

昨年よりもずっと早く梅雨入りした大阪。紫陽花もまだそんなに咲いていないのに…と、なんだか違和感を感じます。
違和感と言えば、私個人的には、さをり服もそうじゃないかなと思います。
織りは一定ではなく、規格で決まった模様でもない。
色合いは全然違う色が入っていることもある。
様々な太さや形状の糸が1枚の布に織り込まれて、織り目もバラバラのものもある。
既製品の洋服を見慣れた方には違和感だらけかもしれないなぁと思うのです。

 

そんなさをり服や、さをり小物がたくさん集まった作品展を開催いたしました。
出展者は、さをりの森の大阪・東京・所沢にてさをりを学ぶ織り人メンバーと卒業生、そしてスタッフたちです。

 

今回は、開催日前日に緊急事態宣言が発令されてしまいました。
さをりの森は休業要請対象ではなかったため、作品展を予定通り開催いたしましたが、当然のことながら来場者が少なかったのがとても残念です。
ってことで、インスタグラムにてライブ配信をいたしましたが、ご覧いただけたでしょうか。
動画編集をしない生ライブということでお見苦しい点があるかもしれませんが、作品の雰囲気を見ていただけたらと思います。
さをりの森(大阪)インスタグラムはこちら➡➡instagram

 

この作品展では262点ものさをり服や小物が集まり、出展者数は56名!
より多くの方にご自分の目で作品を見て、触れていただけたらと思っていましたがそうもいかず。
このブログではその作品たちの一部をご紹介いたしますね。


どれを試着しようかしら💓

 

 
あら、履き心地いいわねぇ♪

 


青の作品を見て、作りたい!!と黄色を織ってお仕立て。布幅違いもOK♪

 


むむっ?これはどうなってるの?

 


左右の袖のアンバランス、そしてなんと袖の長いこと!なぜって?作家の意向です👌

 


浮き織りと篭の目織りを組み合わせた織りは、とても粋でした。

 


この水色はタテ糸?どうやって織っているの??と何度も聞かれました。

 


こちらも何度も聞かれました。タテ糸を変化させるのは手間が掛かるけど面白い💕

 


ジャンパースカートで試着されていますが、下ろしてスカートでも着用できます。

 


ヨコ糸にストレッチ糸(紺色)を使っているので、縮んだ部分がクシュクシュッとなってとても可愛いベストです。

 

あぁぁ…すべてにコメントを付けたいのですが、ページの都合でドドンッとご紹介いたしますね。




 

 

作品展終了後、この作品たちは作家さんの手元にお返ししました。
えぇ~~っ!写真の作品が気になる…
という方は、さをりの森へお電話いただくか、ホームページのお問合せフォームにてご連絡くださいませね😊

 

 

 

 

 

 

桜の季節が過ぎ、さをりの森では色とりどりの別の花が咲き乱れています。

 

美しい色に満ち溢れた2021年4月27日は、2018年に他界された城みさを先生のお誕生日でした。
ご存命なら108歳、あっと言う間の大往生でした。
さをり織りを代表して、さをりの森で咲いている花を抱えた研三さんと裕司さんがお墓参りに行かれました。

 

さをり織りの創始者であり、人々にさをり織りを広めるべくご尽力されたみさを先生。
その情熱を私は実際に拝見することはかないませんでしたが、音声やDVD、文章にて垣間見ることができます。
このブログでは、在りし日のみさを先生を写真で偲んでいただけたらと思います。

 

 
書を習っていたものの「自分の字」を書くために、手本を真似るのではなく、筆の使い方などの技術を自分の中に取り込む努力をされたそうです。

 

 
毎日のお酒がご長寿の秘訣♪

 

 
晩年は、森の緑がよく見えるお席で織るのが日課でした。織り機の間を歩くのも忘れません。

 

 

 

 
研三さんとご出勤。杖を使うのはあまりお好きではなかったようです。

 

 
現在開催中の『織り人作品展2021』も、ご存命ならきっと作品をご覧いただけたはず。。。

 

 

みさを先生の理念や言葉は、さをり哲学としてさをり織りの中に、またそれ以外の生活の中にも当てはまります。
みさを先生を偲び、さをり織りと初めて出会ってからこれまでの自分自身や織りを振り返ったスタッフでした。