梅や桜の開花にココロ躍らせている、スタッフ吉野です🍄
芽吹きの季節、にょきにょきと好奇心も芽を出して、
あれやこれやと手を付けては保留、を繰り返しています。

さてさて織り人ギャラリーに、春の花壇を思わせるような
可愛いベストスーツを展示しています🌷🌹🌷

今や織り人クラスですっかり古株になったOさん。
もうすぐ織り人歴丸4年になるのですが、苦手意識があった羊毛を
たっぷりモコモコと挟み込みました。
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せっかく入れた羊毛ですもの、なるべく見える所にデザインしたい。
Oさんとスタッフ吉野で布を縦にしたり横にしたりと考えていたものの、
気ままに挟みこんでいるので、あちらを立てればこちらが立たず。
でもね、デザインを考えずに織ってくださいね~と言っているので
これでイイんですよ👌
この悩んでいる時間も、作品の愛着に繋がるはずですもの💫

ひとまずスカートをメインに、贅沢に布を使いましょうか。
そして残った布でベストのデザインを考えましょう。

そんな提案で出来上がったのがこちらのベストスーツです。
さをりの森20170305 (3) さをりの森20170305 (1)

後ろはなるべくシンプルに。
スカートはゴムなので、回すと見える柄を変える事ができます。

スカートの柄を中心に考えると、ベスト用の布は帯に短し襷に長し。
じゃあつないじゃおっ。
布幅の都合上、背中の身幅が少し広めになっちゃいました。
じゃあタックで寄せちゃおっ。

そんなこんなで出来上がったベストスーツにOさんも満足そうでした。
新たに羊毛へチャレンジしたOさん。
早春をイメージしながら織って、楽しかったとおっしゃってました。
春先のまだ肌寒い時期に、この服を着てお花見もいいですね🌸

「やってみようかな~♪」の好奇心がムクムクと湧き上がってきたら、
その気持ちにふたをせず、自分のココロに素直になってくださいね。
さをりのスローガンのうちのひとつ、
『思い切って冒険しよう』
自分の織りを変えたいなぁと感じたら、今までしなかったことに
チャレンジしてみましょ🌟

こんにちは、スタッフ平山です🐠
家の織機スペースは酷いもので、糸や原毛や空コーンやボビン・・・色々なものが転がり落ちています。
織機の下に敷いているラグも糸くずだらけ・・・。わぁ・・・。
誰が見るわけでもないですが、お洒落ぶりたい年頃?なので、
織機が映えるような、ナチュラルお洒落作業スペースにしたいですね。
そう思ってからもうすぐで1年経ちます。
春が来ますね…🌸

そう、あっという間に春です。
春といえば、何か新しいコトを始めたくなる季節。
お気軽クラスで沢山さをり布を織ってきて、そろそろ新しいステージ、
お仕立てに挑戦してみたいという方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぴったり【お仕立て講習会】のご案内です😊
4月は『SAORIのお仕立て【中級編】』に載っている、
『六枚はぎ逆転スカート』です。

逆転スカート (51)

緩やかなAラインが大人気のスカートレシピです✨
さをりのお仕立てのボトムスは、
ウエスト部分にゴムを使うのでとっても穿きやすいですよ😀

どの部分を前にしても大丈夫な形ですので、
その日の気分でぐるぐる♪
全く違った表情の布を合わせて仕立てると、より面白いスカートになります😍

いわゆる洋裁仕立てとは違った、さをりならではのお仕立てですので、
六枚はぎ・・・難しそう・・・。と思ったそこのあなたも
楽しんでいただけること間違いなしのレシピです。

洋裁が分からない方はもちろん、洋裁が分かる方もさをりのお仕立ては刺激たっぷりです。
レシピのタイトルにもある、逆転とはどういうことなのか?気になった方はぜひご参加くださいね♪

 

日時 4月7日(金) 10:00~11:30
場所 さをりの森2階講習ルーム
受講料 2,000円(+税)
申込 さをりの森(0725-57-7022)まで
持ち物 縮絨済みのさをり布(42cm×207cm以上)

マチ針または安全ピン

テキスト『SAORIのお仕立て【中級編】』

※布をお持ちでなくても、ご参加いただけます。
ただ、布も持参していただくと、その布を一緒に広げながら仕立てのアドバイスなど出来ますので、
お持ちいただいたほうがより講習会を楽しんでいただけるのでオススメです😉

また、お持ちの布がこのサイズ通りでなくても仕立てることは可能な場合があります。
一度スタッフにご相談ください。

この講習会では、講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。
ご持参いただいた布には、自宅で仕上げられるように、印をつけて持ち帰っていただきます。
その場で縫って服に仕上げるわけではありませんので、ご了承ください。

それでは、参加お待ちしております♪

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春です。歌です。光です。希望の日です🌸
小学校の卒業式で一言ずつ言った言葉をいまだに覚えている、スタッフ吉野です🍄
春になるとついこの言葉がアタマをよぎっていくのです。
一昨日の出来事があやふやなのに、昔のことはいつまでも残っています😅

さて、さをりの森東京のスタッフが現在頑張ってくれているのですが、
3月は2箇所で作品展を開催しています。

🌷会期:3月7日(火)まで
時間:11:00〜20:00 最終日19:00まで
場所:<東京>三越 恵比寿店 1階 クロスイーギャラリー

🌷会期:3月9日(木)〜15日(水)
時間:10:00〜20:00 最終日17:00まで
会場:<横浜>東急百貨店たまプラーザ店 4階エスカレーター横

さてさて、こちらに出展しているVegas作品のご紹介です。

春とあって綿やシルクがたくさん集まりました。
まずは紺色シリーズから~~🐦
内山さんが大好きな円すい型のロングベスト、襟元のフリンジが可愛い💓
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西田さんのショートジャケット。
内山さんと同じ紺&白でも印象が違うのは、やはり個性ですね。
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袖はややラッパ型で、少し短めにしています。
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こちらも西田さん、サロペット。
どうやら自宅の青系の糸を織り尽くしたようですよ💙
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ポイントは胸元と片ヒモ(画像の粗さはご容赦を)
分け織りを胸元でディスプレイして、一部を背中に回しています。
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廉林さんのロングベスト。脇の2色交差(シャドー)が効いていますね~✨
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端切れを縫い合わせてポケットにしているんです。
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春夏に爽やかな白のスカートも廉林さん。
以前ワンピースに仕立てていたのですが、スカートにアレンジ。
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裾の、フリンジのデザインはちゃんと残していますよ~🎵
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そして斉藤さんのシルクチュニック。
タテ糸染めで染めた裂き布も織り込んでアクセントにしています。
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広げるとこんな風になります。
首開きの部分を分け織りしているのですが、裂き布で強度もUP👌
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角谷さんの円すい型のベスト。
内山さんと同じデザインですが、こちらは前開きです。
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ガラスビーズを入れ込んだ糸があり、それをタテ糸に使っています💫
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同じく角谷さんのチュニック。
染めタテ糸で織った布をたっぷり使っている、シンプルながらキュートなお仕立て。
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越野さんのフード付き春コート。
こちらも染めタテ糸で、春にふさわしい明るい色合いに織り上げています。
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タテ糸の茶色は、染め残すために化学繊維の糸を使ったそうですよ。
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越野さんのロングベスト。
胸の分け織りが個性を出していますね~。
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もう少しお付き合い下さいませね。
スタッフ吉野のシルクブラウス。
おとなし~く織っていたのですが、こっそりシルク原毛を挟んでいます。
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次はスプリングコート。
チェーンステッチや篭の目織りを入れて織っています。
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くり抜いた袖下を、タックを付けて襟にしました。
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最後にフィッシュテールブラウス。
マーガレットになるはずが、不具合があったので路線変更。
チュニックにしようとしたら、またもやハプニングがあり、再考してこの形に。
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以前から考えていた仕立てができたので、結果は上々(自画自賛です、ハイ)
後ろの裾が長いデザインになりました。
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長々とお付き合い、ありがとうございました。
冒頭に記載しましたが、東京と横浜にてこれらの作品を展示販売します。
お近くにお出かけの際には、ぜひ実際に手に取って、
作品の柔らかさ、温かみ、個性をご覧下さいませ🎀