さをり四つのねがいの1つ「キラキラと輝く目をもとう」を実践するべく、作品展を見入っている、スタッフ吉野です🍄
やってみたいことがたくさんあるから、取捨選択が難しい😱

 

さてさて、現在開催中の「織り人作品展2018」は、さをりの森で学ぶ織り人メンバーの作品を展示販売しています。
今回のブログでご紹介するのはスカート。
さをりのスカートは生地の目が粗いから、透けちゃうでしょう?と質問されます。
さをり服には、基本的に裏地は付けないので、インナーで調節してくださいね。

 

ウール素材のアンサンブル。この作品、実はとても綺麗な紫なんです。
どう撮っても青くなってしまう、技術のなさをお許しください。
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マーガレットとバイアス仕立てのロングスカートのアンサンブル。
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半袖のバイヤスブラウスと三枚はぎのスカート。
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爽やかな白のアンサンブル。
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SAORIのお仕立て【中級編】の半円スカート。
同じお仕立てでも、布によってグッとイメージが変わるのがさをりの面白さですね。
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スカートと言っても、色んな形があります。
2段のティアードスカート。
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布を折り上げて、ノーカットで仕立てたスカート。
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こちらもノーカット、らせん状でポケット付きです。
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バイアス仕立てのスカート。
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巻きスカート。
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スカートとひとくちに言っても全然違う。
それぞれが好きな色で、楽しく織って、布と相談しながら仕立てた作品たちです。

布と相談?って思うでしょ?
まず、布の中で好きな部分を探します。
そこを中心にデザインを決めていきます。
そうすると、織る時にはこの形にしよう~って思っていても、デザイン変更の場合もあります。
その時はその時で風の吹くまま、布の気の向くまま。
最初のデザインに固執したままだと、私は失敗しちゃった…って思いますよね。
そう思うよりも、布と相談したらこのデザインになった~💖
くらいに、気楽な感じでお仕立てしていくんです。

 

そんな作品がたくさん集まっているのが、この作品展。
ご来場の際は、どうぞ作品を手に取っていっぱい試着なさってくださいね。

 

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日々の気温差に少々とまどっている、スタッフ吉野です🍄
暑くなったり、暖房をつけたくなるほど寒かったり、過ごしにくい季節です。
仕事中はさをり服を1枚余分に持っておいて、それを着たり脱いだりして調整しています。

 

このたび、今年1月に他界したみさを先生を偲び、先生の言葉の数々をまとめた城みさを語録として、
『城みさをの言葉365日~SAORIの哲学【一日一言】』を発行いたしました。
さをり織りに携わる人だけではなく、ルール社会で生きている全ての人に、ぜひオススメしたい1冊です。
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さをり織りは、織りで自己表現をする、アートとしての手織りです。
糸が飛び出したって、耳がデコボコしていたっていい。
自分の感じるままに織る。その際に、既成概念は取り払って、織る。
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「間違わないように」
「お手本通り、先生の言う通りに」
「みんなと同じように」
「キレイに、丁寧に」
などなど、日常のあちこちでよく聞く言葉ですよね。

 

さをりを織る際には、そんな事は一切言いません。
むしろ正反対で、いわゆる「間違い」をいっぱいしましょうと言います。
そうする事で、自然と身に付いていた既成概念の枠を取っ払えてきます。
枠がなくなると、自分自身がムクムクと出てくる。
出てきた自分と向き合いながら、自由奔放に感じるままに織る。
「正解」は自分自身の中にあるんですよね。
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そうして織っていても、知らず知らず世間の波に流されそうになります。
耳が出てはいけないんじゃないか…
作品を販売したいのに、この織りじゃだめなんじゃないか…
「さをり織りとは」の核が身体の隅々にまで浸透しきれていないのかもしれませんね。

 

そんな時には、みさを先生の言葉を紐解いてみましょう。
みさを先生は本の出版や、ラジオ・テレビの出演などで、熱弁を奮いました。
「なぜ、さをり織りなのか」
「さをり織りとは」
「さをり織りを通して伝えたいこと」
その情熱の全てを傾けて、身振り手振りもつけて全力で言葉を投げかけていました。
その言葉の数々を見直し、SAORIの哲学の部分をしっかりとお伝えできるようにと編集したのが、冒頭でご紹介した1冊、「城みさをの言葉」です。
さをり織りを通して生き方に触れている部分もあり、その哲学は全ての方に通ずる部分があると確信しています。
書店には置いていませんので、ご興味がある方はさをりの森へお問い合わせください。

ちまちま織りをやっと仕上げた、スタッフ吉野です🍄
その時々によって、ちまちま織ったりざっくり織ったり。
ちまちまが終わったので、次は何を織ろうかな~と思っていたら。。。

 

いよいよ始まります!
さをりの森の織り人クラスメンバーの、日頃の作品が一度の集まる織り人作品展2018🎊
作品展は刺激がいっぱい💓
早速、私のココロをこちょこちょっとくすぐってくれています。

 

昨日は、メンバー有志で設営をいたしました。
たくさんある作品を次々に出して、並べるのですが、織り人さんの目がいつもと違うっ。
日頃、あまり会わない他のメンバーさんの作品を手に取るので、ついつい、色合いだったりデザインだったりに目がいっちゃうようで、鏡の前でちらっと身体に当てて見る人もいました。
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この作品展は、さをり服やストール、それからバッグや帽子、キーホルダーなどの小物などもあります。
また、シーズン問わずなので、冬物もあるんですよ💚
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ストールの隙間からチラ~リ✨
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ほら、奥の方にバッグやポーチも色々ご覧いただけるでしょ💞
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織り人作品展は本日、5月11日から20日(日)まで。
9時半から17時半までの営業時間内でご覧いただけます。
最終日は16時までですので、ご注意ください。
作品は全て、展示販売しています。

さをり服は、見るだけだとその良さが半分しか伝わりません。
着る人の身体に服が添ってくれるんです。
ご来館の際は、どうぞご遠慮なさらずどんどん試着してくださいね。
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