すっかりご無沙汰していて申し訳ありません💦平身低頭、平謝りのスタッフ吉野です🍄
ようやく朝晩はエアコンとおさらばできそうな気配の今日この頃。
秋冬支度がチラリとアタマをよぎっている方もいるのでは?

 

そんなあなたに、さをりの森から朗報です❣
ご存知の方も多いとは思いますが、
9/7(土)~9/23(月・祝)まで、カシミヤWeekを開催しちゃいますっ👏👏👏

 

カシミヤWeekとは、この期間中は特別に、カシミヤのタテ糸とヨコ糸を色々たくさんご用意しちゃうイベントです。
いよいよ明日から、ってことで、どんなタテ糸があるのかチラ見せいたしますね。

 

まずは、ヨコ糸。
黒、白や茶系などのベーシックなものから、普段はあまりお目見えしない、赤や黄、橙などのカラフル糸まで、たくさんずらりと並べました。
貴重なカシミヤ糸がこんなに揃うなんて、圧巻です💖💖💖
1年かけて少しずつ、この日のために溜め込んでいた糸を開放しました。
しかもここから、好きな色を選んで好きなだけ使い放題なんですっ💮💮
(あ、材料費は頂戴いたしますよ…)

 

お次はタテ糸。
スタッフが糸を選び、せっせと掛けた一品モノのタテ糸ばかりです。
なるべくバラエティーがゆたかになるようにと心掛けましたが、お気に入りのものがあるでしょうか。
とは言っても、ヨコ糸次第で雰囲気はグッと変わりますから、
タテ糸の色に惑わされず、我が道を突き進んで、好きな糸を選びましょう。
このタテ糸を使って、タテヨコカシミヤだと、材料費は40円/g(+税)。
ちなみに昨年の平均材料費は、6,000円弱でしたよ。※個人差があります

 

さ、考えてみてください。
ちまたにもカシミヤ製品はたくさん出回っていますが、お値段は?色合いは?
お好みのものはありますか?

 

ないなぁと思った方。
みんなと一緒はつまんないなぁと思った方。
さをりの森だと、自分の好きな色を盛り込んだカシミヤマフラーを織ることができるんですよ~。

 

ご覧下さい、この毛羽立ち、そしてモフモフ感!!
ふんわり軽くて柔らかくって、ふわふわしていて温かい💓
寒さ厳しい冬に、あなたの体をホワッと包んでくれることでしょう。
 

 

そして、さをり織りならではの、ヨコ糸をピョコピョコはみ出して模様にしたり耳を不揃いにしたりと、自由自在に織ることができる。
あぁ、なんて嬉し楽しい冬シーズンなんでしょう。

 

カシミヤタテ糸じゃなく、いつもの綿黒のタテ糸にカシミヤヨコ糸で織った作品はこちら。
タテ糸の色に惑わされずに織りたいなぁって方は、ぜひ黒綿のタテ糸をお選びください。こちらの方が気楽に織れるんじゃないかしら。
綿黒のタテ糸を使って、ヨコカシミヤだと、材料費は20円/g(+税)。
ちなみに昨年の平均材料費は、3,500円弱でした。

 

「繊維の宝石」「冬糸のダイヤモンド」と呼ばれるほどの、魅惑的なカシミヤは、
繊維の細さ、軽さ、柔らかさ、肌触り、保温性などどれをとっても優れています。
しかしながら、織るときの糸はそうは見えない。
なんで~~?

 

カシミヤは、織り上がり後にしっかり縮絨することで、その良さが発揮される糸です。
縮絨とは、たっぷりの水流で攪拌して、糸の繊維同士を毛羽立たせて絡ませ、布としての風合いを良くすることです。
さをりの森では、洗濯機の標準コースでネットに入れないで、20分以上の縮絨をオススメしています。
しかしながらカシミヤの品質や、洗濯機の水量・パワーの差によって縮絨度合いは変わります。
縮絨の途中で時々布を取り出して手で絞って、毛羽立ち具合を確認してくださいね。

 

その布が乾いたら。
織り上がり直後とは雲泥の差の、モフモフ・ほわっほわのカシミヤ作品が完成ですっ👏👏
ほぅっ💗と頬ずりしちゃうほどの、幸せのひとときになることでしょう💕💕
しっかりたっぷりカシミヤの良さを実感してくださいね。

 

なお、カシミヤWeekのタテ糸選びは先着順です。
ご来館時には「カシミヤタテ糸」をスタッフにお申し付けください。
ではでは、明日からのご来館をお待ちしています。

葉っぱに滴る雨露のキラキラにココロ惹かれている、スタッフ吉野です🍄
それを見ると、スパンコール糸で織りたいなぁ~、ぽつぽつネップ糸で織りたいなぁ~なんて、織りたい欲がむくむく湧いてきます。

 

その織りたい欲がギュンッッと噴き出すのが、さをりの森のクリエーターが作品を持ち寄る「VEGAS(ベガス)の会」。
それぞれの色や織り方、仕立て方などのアイデアをシェアするこの会は、毎月第4月曜日に開催されます。
ではでは6月の作品のご紹介です👏

 

まずはスタッフ西田のワンピース。
リネン、シルク、綿糸、化繊糸を織り交ぜている作品では、擬似二重織りや、分け織りを布の表面にフリルのように織り込む織り技も使っています。

 

リネンストール。ぴゃむぴゃむやーんを織り混んだり、絡み織りでタテ糸を動かしたりしています。いつもはボリュームのある作品が多いのですが、今回は薄く織っているんですよ。

 

喜田さんのベスト(綿)。喜田さんの代名詞のよう色合いの作品ですね。
くし筬でタテ糸を大きく動かしています。

 

越野さんのブラウス(綿)。冷房が効いたところで過ごす場合は、長袖が欲しいですよね。ご本人いわく、なんだか春の雰囲気になっちゃったわ~、とのこと。

 

ワンピース(綿)。タテ・ヨコにストレッチを効かせています。黒い筋がそのストレッチ糸ですね。シルエットがストレートじゃなくって、楽しい作品です。

 

斉藤さんのベスト(綿・ウール)。肩に当てた布だけ、ウールです。
冷房で、肩が冷えちゃうわぁ、なんてことがありません。

 

ベスト(綿)は裾のタテ糸をまとめて太く通しています。
みさを先生がよく着ていた形ですが、こちらはポケット付き。後ろでポケットの位置をわざとずらして付けているのは、作家の意向です👌

 

圧巻の分け織りベスト(綿・ウール)は、リメイクです。
脇に布を足して着やすくしています。

 

ストール2種。(左側:綿)カラフルなタテ糸をつくり、それをくし筬であちらこちらへと動かしています。
(右側:綿・シルク)最近、二色交差で丸みを帯びた模様を織るのがマイブームなんだそうです。

 

今回初参加の山口さん、ブラウス(綿)。
デニムの裂き布や染め布を挟み込んだり、大好きな篭の目織りやタテ糸追加をしています。

 

チュニック(綿)。20cm幅で8mのタテ糸を作って、時間を掛けて織り上げました。
分け織りをしたり、幅を変化させたりと、とても楽しい布をノーカットで仕立てています。この作品に名付けるなら「きんぎょ」ですねぇ💕

 

ベガス作品は、さをりの森の2階ギャラリーにて展示販売しています。
ご来館の際はぜひ手に取ってご覧下さいね😊

七夕織~ルナイト2019のご報告のバトンを受けたまま、コースアウトしていたスタッフ吉野です🍄
バトンを渡してくれたスタッフ岡本が泣き顔にならないうちに、まいりますよ♪

 

織~ルナイトは18時には10名ほどの参加者でスタートしました。
流しそうめんで腹ごしらえをしてから織り始めます。
食事を済ませて到着の人もいらっしゃいましたが、23時には予約の24名全員が織機に座っていました。
回を重ねるごとに参加者が増えていって、嬉しいですね~。
最初の頃は数名だったのに…と、懐かしく思い出します。

 

しか~し、夜は長いっ。
暖炉前のテーブルでおやつをつまんだり、眠気覚ましのコーヒーを飲んだり。
織~ルナイトに毎回参加しているメンバーが、旧交を温めたりするシーンもあったのですが、写真を撮りそびれちゃいましたねぇ💦

 

夜の間は、睡魔と闘いながら織ります。
土曜の昼から織り始めて、深夜に帰る人もいらっしゃいます。
参加時間は、各自のご都合に合わせることができるので、完全徹夜じゃなくっても大丈夫なんですよ。
翌日がそのまま勤務の吉野は、途中で戦線離脱させていただきました✨

 

目覚めると、思っていた以上にたくさんの人が起きていたのでびっくり🤪です。
しかも今年は、お近くにお住まいの方がめっちゃ早起きして、朝織りにいらっしゃいました。
小学生のお子さんは、平日の学校に行くときよりも早起きしてくれたそうです。
来年は吉野も頑張らなくっちゃ❗と、密かにココロに決めました。

 

織~ルナイトの朝の恒例は、6時半に始まるラジオ体操です。
織っている人もちょいと一息。なんと今回は、15名が織り疲れた体をほぐしました。
この人数は過去最高じゃないかしら。

 

そして9時まで織る人、朝食を食べてのんびりする人、帰られる人と思い思いに過ごされました。
織~ルナイトは、ぶっ続けで織ると15時間‼
普段は織れない長い作品にチャレンジすることもできますし、何点も作品を織ることができちゃいます。
全てをご紹介できないのが残念ですが、今年はこんな作品が織りあがりましたよ💕


↑淡路島から参戦したグループが、作品を持って研三さんとパチリ📸

 

七夕を彩っていた笹飾りは、川や水に流すのが正式なんだそうですが、さをりの森では暖炉でお焚き上げします。

 

笹を小さく切り、短冊や飾りをまとめて暖炉へ。
皆様の願い事が叶いますように…と祈りをこめて点火すると、パチパチと勢いよく燃えてくれました。

 

これにて夏の恒例行事、七夕織~ルナイトは完結🎋🎋
次の織~ルナイトはクリスマス前の予定です。
日程が決まりましたら、ホームページやツイッターなどでお知らせいたしますね。