春一番かと思うような強風で揺れる木々がキラキラと光を反射させて、とても綺麗だなぁ…スパンコールやラメでキラキラ織りをしたいなぁ…なんて思っている、スタッフ吉野です🍄

 

先日の夕方、建物の外をカメラ片手にお散歩してみました。
すると、なにやら視線が👁👁………
………だれっ?どこっっ???

 

いた~~っ、いました!(ピンボケなのはご容赦ください💦)
時折、森に遊びに来る子が、不審者でも見るような目で私を見ていたんですね。

 

玄関前ではミモザと水仙が、夕陽を浴びてややオレンジがかっていました。
ん?ミモザの写真を撮りそびれておりますなぁ🙄

 

そうそう、玄関脇には、シクラメンや黄水仙もあるんですよ。
最近、赤や黄色を使う人が増えたように思うのは、この花たちのせいかしらね。
ヒトのせいにしないでよねぇ…by.スイセンズ

 

クリスマスローズがもうすぐ花びらを開かせようとしています。
まだひっそりと頭を垂れているので、見つけにくいかもしれません。

 

駐車場に足を伸ばすと、夕焼け色に染まった桜がとても幻想的🌸🌸
これは河津桜というそうで、ソメイヨシノよりも少し早く花が開きます。
夕陽の効果で、昼間に見るのとはまた違って見えたのが嬉しくて、
ついついシャッターを連打してしまいました。

 

枝垂桜の正式名称がわからないのですが、すずらんのようにいくつも花が連なっています。

 

ふと振り返ると、さをりの森の建物も夕焼け色になっていました。
せっかくだから、お花でデコレーションをしちゃいました。

   

 

これからの季節、織りの合間に森の周りで、撮影会をしてみませんか?
よければ、こんなん撮れました~って、スタッフにも見せてくださいね📸

家織りは、綿を中断してウールを織っている、スタッフ吉野です🍄
前回作ったタテ糸の残りを、今シーズン中にどうにかしておかないと、次に進めないのよねぇ。と言いつつも、織っていて楽しいのがウールなので、名残惜しいのです。

 

そんな楽しいウールのシーズンも終盤ということで、
なんとウールのタテ糸祭りを緊急開催しちゃいます
いつもの5倍のタテ糸をご用意して、皆様を刺激いたしますよ~🎶

 

うふふっ、登場するタテ糸の一部をチラッとご紹介。

 

12月に発売した、光沢感がある細めの糸のイタリア発のプレミアムウールや、縮絨効果が絶大な太めの糸、ループ糸が出てボリューム感たっぷりの糸、薄い布を作りたい方には細めの糸のタテ糸など、各種様々。

 

えぇ~、色付きのタテ糸なんて難しそう…なんて、敬遠していませんでしたか?
織り物はタテ・ヨコの糸の組み合わせで、色の見え方が変化します。と、なると…タテ糸に囚われず、ヨコ糸のことだけ考えて織る方がもちろんカンタン💡
しか~し。
ちょっと変わった雰囲気で織りたいのよねぇ…
マフラーの端のフリンジを色付きにしたいなぁ…
などの欲求を、カラーのタテ糸が満たしてくれるんです。

 

さて、今回のタテ糸の素材はウールです。
ウールってね、水を弾いて中まで浸透するのを防ぐと共に、内側から発する湿気を吸収して発熱してくれるんです。しかも、余分な湿気は放出してくれちゃう優れものなんですよ❤

でも、ウールはちくちくするからイヤだわ~って思っている方も多いんじゃないかしら。
そのチクチクは、繊維の太さで変わります。繊維が細ければ細いほど、肌触りが良いので、糸を選ぶ時に肌触りをご確認くださいね。

そしてウールは、織り上がった後の1回目の洗濯で、グッと糸が変化します。
繊維がほわ~っと立ち、周りの繊維と絡んで布としての一体感が生まれるんです。

 

しかしながら繊維が絡むということで、布の縮みが出ます。
糸によって個体差はありますが、1割から2割は縮むと思ってくださいね。
その縮みを活かして使う糸を工夫すると、こ~んなヒラヒラストールも織ることができちゃうんです。

 

タテヨコウールの織り心地の良さ、バラエティー豊かな糸から選ぶ楽しさを、どうぞこの機会に体験してくださいね。

1969年、城みさをが56歳の時、手織りを始めて間もない頃。
自分の織った布にタテ糸が1本抜けていた。織り物の常識に照らせば傷物。しかし、何か趣きがある、自分としては気に入っている。これを傷とみるか模様とみるか、見方次第で物の評価は180度変わる。よし、一度常識から離れて自分の好きなようにやってみよう、どんどんキズを作ってやろう…

 

それから50年。
さをり織りは大阪の片隅から、海を越えて世界各地に広がりました。
その主軸となり、さをり織りに懸ける情熱を力説していたみさを先生が亡くなって、はや1年が経とうとしています。
みさを先生が亡くなってからも、みさをファンの方々がさをりの森を訪ねてくださいます。今にも語りかけそうな瞳でみさを先生の銅像を見つめる様子を拝見するたびに、先生の偉大さを改めてしみじみと感じます。
さをりの森20190105 (13)

 

みさを先生を偲んで届いたお供え布タペストリーVer.8を年始に展示しました。
個性を織るさをり織り。
そのお供え布はどれひとつ、同じものがありません。
似ているようで、違うんですよね。
2週間後にはこのタペストリーはVer.9に交換しますので、ご来館の際にはぜひご覧ください。

 

今年も張りきって、たくさんのステキな糸との出会いをお届けいたします。
2019年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さをりの森20190105 (1)-2

 

おぉ~っと💦
大事な事を言い忘れておりました。
年始にこんな年賀状が届いている方に朗報です💖
ハガキの左下をよ~~くご覧くださいませ。
2019年賀状SNS用

 

ほら、お年玉クーポンって書いてあるでしょ🎌
ハガキをお持ちのご本人のみならず、ご一緒のお連れ様にもこのクーポンは適用いたします。
期限は2月28日(木)までですので、ご来館の際には、パスポート・ポイントカードとハガキを忘れずにお持ちくださいね。