各地で大雨が続き被害も多く出ていますが、いかがお過ごしでしょうか?
平和な日常が早く戻りますようにと願うばかりです。

 

6月のベガスの会は、久しぶりに多くのメンバーが集まり個性豊かな作品をたくさん見ることができ、まさにグループのみんなで学べる場なんだなぁと思いました。
どうぞご覧くださいませ。

まずはこちらから。

 

🍭肩の分け織りが効いているベストです。
スパンコールがキラキラして篭の目織りや絡み織りなど織り技もふんだんに入っています。背中のハートに気づきましたか?フリンジを可愛くデザインしています。

 

🍭リネンシルクのベストです。
後ろの腰のあたりの丸みは、半円スカートのウエストをカットした布を利用しています。ハギレをうまく使っている作品です。

 

🍭肩が分け織りになってるチュニックです。
前後どちらでも着ることができ、ハサミを入れずに仕立ててます。タテ糸の片方の耳側を粗めに通しているので、布がふわふわざっくりしています。

 

🍭ベストです。
鮮やかなピンクに二色交差が効いています。
右前で使っている織り終わりの布は、タテ糸をフェードアウトしています。

 

🍭くし筬風ベストです。
ぴゃむぴゃむヤーンが大好きな作家さんが、糸を目立たせるためあえて粗く粗く織った結果、タテ糸が揺れてくし筬で織ったような柄がでてきました。しかも涼しげです。

 

🍭チュニック丈ベストです。
半円スカートのデザインをアレンジされています。前の右下の布は、織り始めにタテ糸を織り込むという織り技で、途中も疑似二重織りやルーピングなどたくさんの技がはいっています。

 

🍭二色交差のシャドー織りが目に留まるベストです。
胸元はノッティング織りで、サイドの布は5cmほどの織り幅を織り足しリボンの様に結んでいます。とても手間が掛かっていますよ。

 

🍭細幅の布のベストです。
10cm幅で10mのタテ糸を色だけでなく、作家さんオリジナルの技びょうぶ織りやタテ糸飛び越え織りや小さな幾つもの分け織りなどバラエティ豊かです。ずっと見てて楽しい作品です。

 

🍭襟付きロングベストです。
涼しそうに絡み織りを入れた着心地のいい作品です。シンプルなデザインによく合っています。

 

🍭ベストです。
黒のタテ糸ローラー巻きで織った60cm幅90cmの布を無駄なく使ったベストで、作家さん本人には少し小さいそうです。
もう少し長く織ったはずが縮絨すると縮んでいたようで、さをりあるあるですね。

 

🍭リネンコットンのロングベストです。
腰のあたりに小さなボタンを付けて、前を閉じるとワンピース風になります。房結びを工夫されています。

 

🍭シルクコットンリネンのロングワンピースです。
ハワイアンイベントに向けた作品で、襟の分け織りが印象的です。左右のバランスを見て袖を付け足しされています。帽子はワンピースに合わせて染めたそうです。

 

🍭コットンの長袖ワンピースです。
お気に入りの白いツブツブの糸をメインにシンプルなデザインにされています。
裾の分け織りが軽やかですね。

 

これらの作品の一部は現在、西武池袋本店での作品展に出展しています。
お近くのに方はぜひ作品を実際に手に取り、ご試着いただきたいと思います。

🌟場所 西武池袋本店7階(中央A6)=インテリア特設会場

🌟期間 7/8(木)〜13(火)
※最終日13日(火)は当会場のみ午後6時にて閉場

営業時間は、西武池袋本店ホームページにてご確認ください。
状況状況により掲載企画が中止・変更の場合がございます。
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/

毎日糸を見ていると欲しい糸がたくさんありすぎて困ってしまいます。
糸を見るだけではそうでもないなぁと思っていても、誰かが織っているととても良く見えて欲しくなってしまったり。
欲張りだなぁとしみじみ思います。

 

作品もそう。
このお仕立て作ってみたい!
この織り技をやってみたい!
そんな刺激いっぱいの毎日を過ごさせていただいている、スタッフ吉野です🍄

 

🍭ストール(シルク)大好きな二色交差ですが、いつもの色合いと違って濃いピンクや明るい黄色が入っていて雰囲気が違うね~と皆さんがおっしゃっていました☺
さをりのスローガンの1つ、「思い切って冒険しよう」を実践されたのかもしれませんね。

 

🍭ストール(タテシルク×ヨコリネン&化繊)さをりの森のウルトラ変わり化繊糸、ぴゃむぴゃむヤーンで織っています。ぴゃむぴゃむヤーンは眺めるだけでも気分が楽しくなりますが、織るともっと楽しくなります💕

 

🍭Vネックベスト(タテシルク×ヨコシルクや綿)ぴゃむぴゃむヤーンも少々入っています。タテ糸は赤、ヨコ糸は青なので、色合いがなんだか不思議。タテ糸に捉われなくてもイイんですよね。
左後ろでモシャモシャ出ている白糸は、縮絨で糸が飛び出たそうです。

 

🍭ベスト(綿)以前はブラウスだった作品をリメイクしたベストです。紫色は同じ糸ばかりを使っているのですが、ノッティング織りや太織りで布の表情を変えています。
さをり服は長く着ることができますが、時間が経つと気分も変わるもの。
そんな時はリメイクです🎶

 

🍭ベスト(綿)こちらは1枚の布を対角に切って2枚にして、それを8枚はぎあわせたベストです。SAORIのお仕立て【中級編】の6枚はぎの逆転ワンピースと同じ考え方で、Aラインを作っています。写真では前を閉じていますが、前開きなのでサッと羽織れます。

 

🍭ベスト(綿・ストレッチ糸)タテ糸の一部にストレッチ糸が入っているので後ろの裾のラインがキュッと上に上がっています。大きい点々のように見えるのは、大きめスパンコール。動きに合わせてキラキラ揺れて綺麗です✨分け織りも効いていますね。

 

🍭ベスト(綿・ストレッチ糸)タテヨコにストレッチ糸を使っています。小さく見えますが、ストレッチが効いているのでびよんびよんと伸びるんですよ💓細幅であちらこちらに縫わない部分を作って、袖開きにしています。上下左右、着こなしを変えることができます。

 

🍭ベスト(綿)昨年発売していた綿糸の白セットを使って織った布。
しっかり悩んで三枚のれんベストになりました。スパンコールももちろん入っているのですが、写真ではお伝えしきれません😪

 

🍭ベスト(綿、化繊)少し残った織り布。もともとの織り幅は背中の幅で、半分に切って前身頃にしています。首の後ろに少し足した布が肩の広がりを抑えてくれているんですね。脇布が少しなので、夏でも涼しくオシャレできそうです❤

 

🍭ベスト(綿・ストレッチ糸)ノースリーブでフード付きのベストです。織っている時は桃色のストレッチを使いたかったそうです。この方はストレッチ糸がお好きなようで、よく入っているような…?裾の分け織りは後ろでヒラヒラします💕

 

緊急事態宣言が明けてもワクチンだオリンピックだと、ニュースはなんだかざわざわしています。
そんな時でも織りをしていると心が落ち着いてきます。
糸と自分のココロの移り変わりを感じながら織るさをり織り。

そんな作品たちをさをりの森2階の常設ギャラリーにて展示販売しています。
ご来館の際はぜひ、ギャラリーにてゆっくりと作品をご覧ください。
もちろん、ご試着もなさってくださいね。

4月・5月作品ということで長袖作品もありますが、さをりに季節は関係ないっ💕ってことでご紹介したいと思います。張り切ってご紹介しちゃいましょう🎶

 

🍭ブラウス(綿)いつもと違ってわざと経通し(タテ糸を通すこと)を規則的に通した部分を作っています。ヨコ糸の色によって見え方が変わるのが面白いですね。ふわふわリボン糸が布の表面に見え隠れするのも可愛い💓

 

🍭ブラウス(オーガニックコットン)布の表面にぽつぽつ見えるのは糸の結び目です。短い糸を結び繋いでヨコ糸にしています。織り布の片方の耳だけひたすら耳出し織りをした、ふさふさが揺れるバイヤス仕立てのブラウスです。

 

🍭ブラウス(綿)前出のバイアスブラウスを見て、私も作る~とお仕立て。こちらの耳出しは織っている時に耳の右側~、左側~と耳を出す方向を変えています。そのため、フリンジの有・無ができました。
前側でキュッと引きつったようになっているのはストレッチ糸の効果ですね。

 

🍭ブラウス(綿、ストレッチ糸)写真で見るとお袖が窮屈そうに見えますが、タテ糸にストレッチ糸が入っているのでびよんびよんと体に合わせて動いてくれるので、自由自在です。
ノーカットのお仕立てで、ぐる~っと巻きつけたデザインです。

 

🍭ワンピース(綿)ぴょこぴょこと飛び出た糸を使っているので面白い表情です。
肩で少し分け織りをしているのですが、写真で撮れておらず、申し訳ありません💦
白い糸が大量にあるので使ってしまえ~と織ったそうです。さをりアルアルですね。

 

🍭ワンピース(綿)以前Kさんが作ったデザインで、布が少し斜めになっています。
さりげなくスパンコールを入れ、分け織りもさりげなく小さめに。好きな二色交差はいつもと違った雰囲気で模様を作っています。
さをりはその人の個性を織ります。この作家さんはさりげない方なんでしょうね💚

 

🍭ワンピース(綿、アクリルほか)シンプルに織った…とご本人はおっしゃっていましたが、感想はご覧になる方に委ねます☺
織り終わりには大好きな分け織りをふんだんに織り、前身頃側にグッと集中させて静と動を前後で表しています。頑張った部分織りが肩で彩りを添えていますね。

 

🍭ワンピース(綿ほか)紺系で織っていたんだけどね~と、所々に入った赤の説明をしてくれました❤
織り幅の右側がタテ糸が細かったのか、どうも糸が滑るので穴埋めをするためにその部分だけ織りこんでいます。そこに赤が入って胸元ではボタンのように、袖先はアクセントになっています。

 

🍭ハイネック袖付き袋縫いワンピース(綿)SAORIのお仕立て【中級編】のお仕立てです。
スマホやハンカチを入れるためのポケットがあるので嬉しいですね💚
フリンジを前身頃の途中に配置したり、ポケットから垂らしています。

 

🍭ワンピース(オーガニックコットン)ヨコ糸は単糸を2本引き揃えたりそのままだったりと、薄手のオーガニックコットンのワンピースです。
単糸は細いのでルーピングで出してもふわっふわで柔らかく、縮絨すると撚りが掛かってねじれてくれます。オーガニックならではのしっとり感と軽さを備えた作品です。

 

🍭ワンピース(綿)さをりでよく言うイカベストにお袖を付けています。
裾が短くなった部分には端切れを付けて長くしました。
すとんとしたワンピースをと思うと、やっぱりこの形になるわ~とおっしゃってました。
お気に入りのデザインでも、織り布が違うと雰囲気も変わるので何着作ってもイイですね💕

 

これらのお仕立ては型紙がありません。
だいたいのサイズを書いた本などもありますが、織り布はレシピ通りにできないことがほとんど。
しかも布の模様は均一ではなく、色が変わったり糸が飛び出たり穴が開いたりと、ドラマがあります。
その布の一番気に入ったところを見て、どこにどんなふうに配置するか、どんなデザインにするかを考えます。

 

ベガスの会では、そんな制作秘話も披露しています。
しかしながらこのブログや写真だけではほとんどお伝えできていません😪
お出かけを控える時期ではありますが、機会があればさをりの森へお越しいただき、
さをり服の良さやその時々の作家さんのココロ模様をご覧くださいませ。
3に続く…