一気に春になってしまいました🌸

まず最初にお知らせです。
長らくご愛顧いただいておりましたが、このブログは今回をもって終了といたします。
なぜなら2023年4月1日から、さをりの森は新しいフェーズへと突入するからです。
新しいフェーズということで営業時間・休館日などなど様々な変更がありますが、
今後はホームページやインスタグラム(@saori_izumi2004)にて、日々のことやお知らせを掲載する予定です。
どうぞそちらで見守っていただけますようお願い申し上げます。

ではでは作品ご紹介です。
今回は春を意識した作品が多く集まりましたよ💕
 
 
 
 




















 


 
 


 

たくさんの作品写真が並ぶと壮観ですね~♪

毎月開催していたベガスの会は、今後は「手織適塾SAORI大阪」(4/1梅田に移転OPEN)にて毎月20日13時から開催いたします。

なんか色々と変わっちゃうのね…
と、しんみりしないでくださいね。

根本にある、みさを先生から受け継いださをりの楽しさをお伝えするという使命は全く変わりません。

さをりの森の妖精ブログに始まり長らくのブログのご愛顧をありがとうございました。
「読んでるよ~」「あの記事面白かったね」などのお言葉をいただくことが励みになっていました。

 

今後はスタッフ一同が一丸となって、より一層、皆様にさをりを愛していただけるよう、努力邁進してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いつもありがとうございます♪
現在開催中の『カシミヤ祭り』のお知らせです。

『カシミヤ祭り』って?
さをりの森のお気軽クラスで9/16(金)~9/30(金)の期間中にカシミヤを織ると、材料費が通常から10%お得に織れちゃう、毎回大人気の高級糸祭りイベントです。

 

カシミヤは言わずと知れた高級糸、厳しい冬を生き抜くカシミヤヤギの産毛です。
冬糸のダイヤモンドとも呼ばれるカシミヤは、繊維の細さ・軽さ・柔らかさ・温かさ・肌触りのよさなどどれを取っても群を抜いて優れている、素晴らしい素材です。

 

通常、カシミヤタテ糸は3台くらいでヨコ糸も棚の半分くらいのご用意なのですが、この祭り期間中はスタッフ渾身のタテ糸を10台近く、ヨコ糸も棚いっぱい+ケース4個分くらい大量に大放出します。
早くもなくなったタテ糸もありますが、期間前半は新しいものを追加してまいります。

 

巷でもカシミヤセーターなどがありますが、それは大量生産品。
さをりの森で好きな糸を選ぶと、オンリーワンの自分好みのものを織る事ができちゃいます。
そのためカシミヤ祭りファンは多く、回を増すごとにリピーター率も上がっていき、期間内に複数回来られる方もいるほどなんです。

 

ちなみにカシミヤは縮絨(1回目の洗濯)でタテは20%ほど、ヨコは30%ほど縮みます。
織り幅を選ぶときにはスタッフがアドバイスいたしますが、欲しいサイズよりも広い幅を選んでくださいね。

 

そして今期早くも2度目の参戦をした方が、1回目に織った作品を縮絨して持って来てくれました。カシミヤは縮絨することでボンッと繊維が毛羽立ち、カシミヤ独特のぬめり感が出ます。写真で毛羽が伝わると良いのですが・・・ご来館の際にはカシミヤ作品を手に取ってご覧くださいね。

この白モフモフ糸は完売しました💦

 

今期、カシミヤ祭りに参戦された方の作品がコチラ❣

 
カシミヤだからって遠慮せずモフモフ挟み込んだり引っ張り出してもイイんですよ~💕

 

 

同じタテ糸でもヨコ糸によって見え方が変わります。
また、カシミヤはタテ糸とヨコ糸の毛羽が混じって色がやや混ざったようにも見えます。タテ糸に捉われず、新たな色を作る気持ちで気楽にヨコ糸を選んでくださいね。

さ、こんなカシミヤで自分好みのマフラーを織りませんか?
自分の好きなヨコ糸をどんどん織り込んだオンリーワンのカシミヤマフラーで、これから来る寒い冬をオシャレに楽しく過ごしましょう♪

現在、体験織りのお気軽クラスはご予約制にしています。web予約が便利ですのでぜひご利用ください。
前日・当日のご予約はお電話にて承ります。
カシミヤタテ糸をご希望の方は、ご予約の際にお申し添えくださいませ。

🍁🍁🍁🍁 みんなの作品展2022 🍁🍁🍁
と き:2022年10月1日(土)~16日(日)
9時半~17時半 最終日15時
ところ:さをりの森(大阪)2階ギャラリー

マフラーなどの小物から仕立て服まで、なんと250点以上が大集合!
そのすべてが販売品です。個性あふれるオンリーワン作品にぜひ会いにきてください。

※写真は昨年の様子です

 

さてさて、ベガスの会8月作品の第2段です。
🍭ロングベスト(綿・化繊)こちらは90㎝幅の織り機で織った作品。布を横遣いにして袖穴を2つ開けています。大好きなテープ糸やモヘヤのような毛足の長い化繊糸でモフモフした部分を作って、黒を楽しんでいる作品です。

 

🍭同じく90㎝幅の織り機で織った布を縦遣いにしています。糸の太さや織り方を遊び、透け感がある部分や2色交差でモコモコさせた部分などで布に表情が出ています。裾は拡幅織り。(SAORIの技法❷【応用編】に掲載の織り技)。たっぷりのヨコ糸を織り込んでいて、幅が広がることともじゃもじゃ感とで人気の織り技です。
ベストとスカートをセットアップでご試着いただきました。黒ってコトしか伝わらない…💦
 

 

🍭ブラウス(綿、化繊)フリルを両サイドに配置した作品です。今回のフリルは4羽でタテ糸は20本くらいだったそうです。モノトーンで濃淡を遊び、大人っぽさをかもし出しつつもちょっと可愛い、たっぷりフリルがエレガントに揺れるブラウスです。

 

🍭ブラウス(リネン)後ろの写真がないのですが、後ろは布を横遣い、前はちょっぴり斜めに合わせているブラウスです。インナーにタンクトップを着たりTシャツを着たりして、気温の変化に合わせて着ることができます。

 

🍭ブラウス(リネン)👆前出のブラウスと同じタテ糸です。袖先を開けている位置が違うのと、こちらはタイとブローチで着方のアレンジができます。時にはブラウスとして、時にはマーガレットとして楽しめますし、マーガレットだと上下逆に着ることもできます。

 

🍭ブラウス(綿)紅葉狩りに着て行って、紅葉と張り合えるような落ち着いた赤です。昨秋織っていたそうですが、大好きなちょこっと耳出し織りや織り始めのタテ糸折り返し織りが所々に効いています。織っている途中で一度切ったので、フリンジが3カ所あるのも面白いですね。

 

🍭ブラウス(綿・化繊)以前仕立てていたショートベスト2種をリメイクで合わせたブラウスです。この2種は同じ染めタテ糸を使って織った布なので、2種でもすっかり馴染んでいますね。前身頃の隙間はフリンジを利用しています。

 

🍭ワンピース(綿)こちらも染めタテ糸を使っています。使った染料は、糸の元々の色が抜けてから染め色が入るのですが、元糸によっては染まらないものもあり、今回は紺色が染まらなかったそうです。元のタテ糸の色を見せるために、フリンジを長めに襟で残しています。

 

少しずつ、秋を意識した作品が増えて季節の移り変わりを感じますね。
この作品たちはさをりの森2階ギャラリーにて展示販売しています。
ご来館の際はぜひ作品をご覧ください。
そしてご試着して、さをり織りの温もりや作家さんの想いを感じてくださいませ。